60:名無しNIPPER[saga]
2017/12/28(木) 22:09:55.73 ID:uJnylGQwo
園子「──大いなる力の代償として、身体の一部を神樹様に供物として捧げていく。それが勇者システム」
美森「私たちが……供物……っ」
61:名無しNIPPER[saga]
2017/12/28(木) 22:16:49.31 ID:uJnylGQwo
園子「私は今や半分神様みたいなものだからね。崇められちゃってるんだ」
美森「……」
62:名無しNIPPER[saga]
2017/12/28(木) 22:18:03.80 ID:uJnylGQwo
千景(三ノ輪さんが乃木園子の涙を拭い去った頃には、か弱き面を見せた少女は大赦の最上位である半神へと戻っていた)
園子「──戻してあげて。彼女たちの町へ」
63:名無しNIPPER[saga]
2017/12/28(木) 22:20:16.54 ID:uJnylGQwo
*翌朝・学校屋上
風「勇者は決して死ねない……身体を供物として捧げる……?」
64:名無しNIPPER[saga]
2017/12/28(木) 22:28:51.44 ID:uJnylGQwo
風「千景から見て、乃木園子って言う先代勇者の話は……正直、どう思った?」
千景(やはりその件しかないわよね)
65:名無しNIPPER[saga]
2017/12/28(木) 22:29:17.33 ID:uJnylGQwo
次回、千景VS園子
66:名無しNIPPER[saga]
2017/12/31(日) 18:59:10.19 ID:Z+ozzRtCo
*特別病室
千景「昨日の今日とは流石に思っていなかったわ」
67:名無しNIPPER[saga]
2017/12/31(日) 18:59:35.26 ID:Z+ozzRtCo
千景(乃木園子からの返答が止んだわね。つまり、ある程度以上の心当たりがあると言うこと)
千景「あなたは昨日言っていたわよね? 大赦から教えられてはいなかったけれど、自身が今の状態になってしまうことは知っていた、と」
68:名無しNIPPER[saga]
2017/12/31(日) 19:00:27.22 ID:Z+ozzRtCo
園子「私も予想はしていたんよ。この世界とは別の世界があって、そこから千景ちゃんが来たんじゃないかって」
千景「それは天才の発想? それとも、根拠あってのもの?」
69:名無しNIPPER[saga]
2017/12/31(日) 19:01:21.74 ID:Z+ozzRtCo
園子「私が神書を拾ったのは二年前の……本来だったらミノさんが亡くなってしまうはずの日。戦闘が終わって、樹海化から戻ったら私の隣に落ちていたんだよ」
千景(乃木園子は書籍の出所について語っていく)
70:名無しNIPPER[saga]
2017/12/31(日) 19:02:12.02 ID:Z+ozzRtCo
園子「……驚いていないね? 今の言葉って、本来なら千景ちゃんにとってはびっくりすることだったんじゃないのかな?」
千景「驚いてはいるわ。ただ……あの人、と言うよりその近しい人ならそこまですると思ってしまったのよ」
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