63:名無しNIPPER[saga]
2017/12/28(木) 22:20:16.54 ID:uJnylGQwo
*翌朝・学校屋上
風「勇者は決して死ねない……身体を供物として捧げる……?」
銀「はい」
美森「満開の後、私たちの身体はおかしくなりました。身体機能の一部を供物として捧げると、乃木園子は言っていました。……事実、彼女の身体も──」
風「……じゃあ……アタシたちの身体も、もう……元には戻らない……?」
千景(三ノ輪さん、東郷さん、私の三人は犬吠埼姉に昨日の顛末を報告していた)
風「……その話、樹や夏凜には話した?」
銀「いえ、まずは風先輩に相談しようと思って」
美森「……」
風「そう……。じゃあ、まだ他の皆には話さないで。確かなことが分かるまで変に心配させたくないから」
銀「……分かりました」
美森「……」コクン
千景(報告は終わり、気だるさを感じながら私たちは解散する)
千景(下級生二人に続き、私も屋上口から出ようとした時)
風「千景。ちょっといい?」
千景「……ええ」
千景(ポツリポツリと小雨がこぼれる屋上に私は踏みとどまり、そのまま振り返る。先ほどまでと変わらず、真剣な表情の風先輩が目の前に居た)
千景(……徐々にアニメのゆゆゆから物語が乖離し始めているのは以前から察していた。だから、このイベントもまた本来から外れたものの一つとなっていくのだろう)
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