【オリジナル】ファーストプリキュア!【プリキュア】
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名無しNIPPER
[saga]
2017/12/31(日) 10:16:06.40 ID:0m/dVbvg0
呆れかえってものも言えない。昨日はあんな絆を見せてくれたというのに、もういがみ合っている。仲がいいのか悪いのか分かったものではない。ふと横に目をやると、めぐみもまた、ふたりの様子を見て呆れたような顔で笑っていた。
「なんか、仲がいいのか悪いのか分からないね」
以下略
AAS
61
:
名無しNIPPER
[saga]
2017/12/31(日) 10:18:18.36 ID:0m/dVbvg0
「まったく……あなたって、本当に天然ね……」
「ははは……」
以下略
AAS
62
:
名無しNIPPER
[saga]
2017/12/31(日) 10:19:04.80 ID:0m/dVbvg0
ブレイとフレンは真剣そのものだった。自分の世界が飲み込まれ、消えてしまったというのに、その復活を信じているのだ。自分たちがそんな重い使命を背負っているというのに、それにまっすぐ向き合っているのだ。すごい、とただ純粋に思う。そして、だからこそ、その手助けをしてあげたいと思った。
「ねえ、ブレイ、フレン! わたしたちに何かできることってないかな? わたし、全力でふたりに協力するよ」
以下略
AAS
63
:
名無しNIPPER
[saga]
2017/12/31(日) 10:20:07.76 ID:0m/dVbvg0
「それに、これはもうふたりにとっても他人事じゃないグリ」
「え……? どういうこと?」
以下略
AAS
64
:
名無しNIPPER
[saga]
2017/12/31(日) 10:20:47.96 ID:0m/dVbvg0
「な、なに……?」
「これってまさか……アンリミテッド!」
以下略
AAS
65
:
名無しNIPPER
[saga]
2017/12/31(日) 10:22:08.64 ID:0m/dVbvg0
まるで、そこだけ別の時間が流れているような、不思議な感覚。
明らかな異質が、異常が、目の前にあるのに、ゆうきもめぐみもそれに気づくことができない。まるで、当たり前のことのように、それを意識しない。意識することができない。目の前に、圧倒的な存在がいるということが分かるのに、身体がどこか、その存在を受け入れているようだった。
以下略
AAS
66
:
名無しNIPPER
[saga]
2017/12/31(日) 10:23:03.76 ID:0m/dVbvg0
「……最高指令官、ね。なら、あなたを倒せば、全部解決ってことじゃない」
「ほう? それはどういう意味だろうか」
以下略
AAS
67
:
名無しNIPPER
[saga]
2017/12/31(日) 10:23:53.47 ID:0m/dVbvg0
「ねえ、あなた。えっと……デザイアさん」
「…………」
以下略
AAS
68
:
名無しNIPPER
[saga]
2017/12/31(日) 10:25:05.01 ID:0m/dVbvg0
「ねえ、デザイアさん。あなたもエスカッシャンを持っているんでしょう?」
「……ああ」
以下略
AAS
69
:
名無しNIPPER
[saga]
2017/12/31(日) 10:26:22.85 ID:0m/dVbvg0
「ど、どうやって……!?」
「先ほども言っていたはずだが? 私はアンリミテッド最強の騎士、デザイアだとな」
以下略
AAS
70
:
名無しNIPPER
[saga]
2017/12/31(日) 10:27:27.12 ID:0m/dVbvg0
「……弱虫」
か細い声が放たれた。フレンが、めぐみの手の中から、声を絞り出していた。
以下略
AAS
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