【オリジナル】ファーストプリキュア!【プリキュア】
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191:名無しNIPPER[saga sage]
2018/01/28(日) 10:14:23.91 ID:xIWFcIHZ0

「その書類を返しなさい!」

 急いで階下へ向かい、校庭へ出る。未だ校庭に立ち尽くしていたダッシューに、めぐみが叫ぶ。

以下略 AAS



192:名無しNIPPER[saga sage]
2018/01/28(日) 10:15:49.40 ID:xIWFcIHZ0

「ブレイ!」

「フレン!」

以下略 AAS



193:名無しNIPPER[saga sage]
2018/01/28(日) 10:16:45.24 ID:xIWFcIHZ0

「……出でよ、ウバイトール!」

 ダッシューの声に呼応するように、空が割れる。暗い空よりなお暗い闇から、“何か” が漏れ出すように地に落ちる。それは欲望に満ちた悪辣なる存在。それが、ダッシューの近くをグチャグチャとうごめいている。

以下略 AAS



194:名無しNIPPER[saga sage]
2018/01/28(日) 10:18:20.67 ID:xIWFcIHZ0

「っ……」

 めぐみが顔を歪ませる。ダッシューはなおも、そんなめぐみを嘲笑する。

以下略 AAS



195:名無しNIPPER[saga sage]
2018/01/28(日) 10:19:28.49 ID:xIWFcIHZ0

 気がついた。まるで、甘い幻想を無理矢理に吹き飛ばすように、その重い一言がユニコの心を大きく揺さぶった。

 それは、相棒の、強く重い、言葉。

以下略 AAS



196:名無しNIPPER[saga sage]
2018/01/28(日) 10:20:58.10 ID:xIWFcIHZ0

「……グリフはいつも、そうやって私を助けてくれる。グリフはいつも、私に力をくれる。グリフの勇気が温かくて、だから私は、こうやって笑うことができるのよ」

 迷っていたことが馬鹿らしい。悩んでいたことが何だったのかすら、思い出せそうにない。たとえ、ダッシューが何を言おうと、ユニコの希望はユニコの物なのだ。ユニコが何をするのも、何を望むのも、ダッシューに選択される謂われはない。ましてや、選択のための大事な物を、ダッシューに奪われていいはずない。

以下略 AAS



197:名無しNIPPER[saga sage]
2018/01/28(日) 10:23:00.58 ID:xIWFcIHZ0

 グリフの身体から薄紅色の光が立ち上る。それは、グリフの持つ “立ち向かう勇気の力” 。そしてその光はどんどん強くなり、やがてグリフの右手に集約する。圧倒的な圧力を持つ光が弾け飛び、その中心にあった光の核が、その形を成す。

 それは、剣。翼を持つ勇猛なる獅子を象った一振りの剣。

以下略 AAS



198:名無しNIPPER[saga sage]
2018/01/28(日) 10:24:29.93 ID:xIWFcIHZ0

「ゆうきぃ〜!」

「めぐみー!」

以下略 AAS



199:名無しNIPPER[saga sage]
2018/01/28(日) 10:25:40.37 ID:xIWFcIHZ0

…………………………

「へへへ……」

以下略 AAS



200:名無しNIPPER[saga sage]
2018/01/28(日) 10:26:40.16 ID:xIWFcIHZ0

「わたしはいいの。わたしは、生徒会長に立候補する大埜さんを応援できれば、それで……」

「でも、どうしてゆうきはめぐみに生徒会長に立候補してもらいたいグリ?」

以下略 AAS



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