【オリジナル】ファーストプリキュア!【プリキュア】
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158:名無しNIPPER[saga]
2018/01/21(日) 11:01:25.21 ID:agWmrLpM0

 大丈夫。前を向ける。戦う前の、自分だけの戦い。王野ゆうきとしての譲れない一線を、守らなければ。

「ダッシュー」

以下略 AAS



159:名無しNIPPER[saga]
2018/01/21(日) 11:03:23.69 ID:agWmrLpM0

「いい加減にするグリ! お前は……お前たちアンリミテッドは、いったい何がしたいグリ!」

 そしてやはり、ブレイもまた、友達や自分の誇りを傷つけられて黙っていられるほど、“勇敢でなく” ない。

以下略 AAS



160:名無しNIPPER[saga]
2018/01/21(日) 11:04:47.24 ID:agWmrLpM0

「グリ! ゆうき、めぐみ、プリキュアの紋章を受け取るグリ!」

 薄紅色と空色の光が、ふたりの妖精から飛び出した。それは、レーザーのようにまっすぐゆうきとめぐみの手の中へとおさまり、その形を成す。

以下略 AAS



161:名無しNIPPER[saga]
2018/01/21(日) 11:06:41.01 ID:agWmrLpM0

「……ふん。伝説の戦士プリキュアか。ロイヤリティも厄介な置きみやげを残してくれたものだよ」

「あなたたちは、わたしたちが叱りつけて、改心させてやるんだから!!」

以下略 AAS



162:名無しNIPPER[saga]
2018/01/21(日) 11:08:56.37 ID:agWmrLpM0

 薄紅色の光が力を与えてくれている。できる。やれる。力も何もない自分だけれど、いまだけは、そう、きっと。

「はぁああああああああああ!!」

以下略 AAS



163:名無しNIPPER[saga]
2018/01/21(日) 11:10:06.87 ID:agWmrLpM0

 心の奥底からゾッとした。妖しくきらめくのこぎりの凶刃にではない。なんでもないような笑顔で、人に刃物を振るうことができるダッシューの存在に、だ。

「あなた……あなた、何を考えてるの!?」

以下略 AAS



164:名無しNIPPER[saga]
2018/01/21(日) 11:11:40.99 ID:agWmrLpM0

「目に生気が戻ってるね。怖かったんじゃないのかな?」

「……怖いよ。とっても怖いよ」

以下略 AAS



165:名無しNIPPER[saga]
2018/01/21(日) 11:12:47.65 ID:agWmrLpM0

「っ……」

「君を倒し、勇気の紋章をいただく。そしてもちろん、優しさの紋章も。情熱の紋章もね」

以下略 AAS



166:名無しNIPPER[saga]
2018/01/21(日) 11:13:49.86 ID:agWmrLpM0

「何かを成し遂げるために必要なのは、希望じゃない。欲望だ。さっきの舞台に立っていた彼女たちもそうさ。何かを成し遂げたいと思う強い欲望。そのためならいくらでも時間を使い、舞台を占拠し、練習をしていていいと思っているのだからね。人間なんてそんなものだよ。そしてそれが正しいんだ。欲望のおもむくままに自分勝手に行動し、己の欲望を満たす。それこそが人間の正しい有り様だ」

 ダッシューは笑ったまま続ける。

以下略 AAS



167:名無しNIPPER[saga]
2018/01/21(日) 11:15:21.62 ID:agWmrLpM0

「君と言葉遊びをしている暇はないんだ」

 ダッシューが飛ぶ。身軽な彼の持つのこぎりが、グリフ、そしてその背後にいるブレイとフレンに迫る。

以下略 AAS



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