蜂はお花のなかに(オリジナル百合)
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1:名無しNIPPER[saga]
2017/08/01(火) 23:06:24.98 ID:7KrS6tqDO
過去作:魔王♀「食べちゃうぞー」、女子大生と女子小学生の一夏の想いで☆ など。
義理の姉妹百合です。
書き溜めないので亀更新です。






蜂は お花の なかに
お花は お庭の なかに
お庭は 土塀の なかに
土塀は 町の なかに
町は 日本の なかに
日本は 世界の なかに
世界は 神さまの なかに
そうして そうして
神さまは 小っちゃな 蜂のなかに
 
(金子みすず「蜂と神さま」より)

SSWiki : ss.vip2ch.com



2:名無しNIPPER[saga]
2017/08/01(火) 23:36:45.80 ID:7KrS6tqDO
お母さんが、まだ学生服を着ていた時から、その本は家にあったらしい。
本なんてあまり読まないお母さんは、好きだった男の子が借りていたという理由で、その詩の本を借りた。
たった1ページだけ朗読し、満足し、そしてそのまま本を返し忘れて、私の代まで家に置いてある。

「この本、私の家にも、ありました」
以下略 AAS



3:名無しNIPPER[saga]
2017/08/02(水) 00:02:43.21 ID:rgyuXRfiO
眠すぎるのここまで


4:名無しNIPPER[sage]
2017/08/04(金) 10:11:44.80 ID:LYE8MjZEo
そろそろ起きるべき


5:名無しNIPPER[saga]
2017/08/07(月) 22:10:59.24 ID:ByRl3pN9O
もうすぐ起きますお待ちください


6:名無しNIPPER[sage]
2017/08/08(火) 04:01:21.17 ID:QeLbL771o
待ってる


7:名無しNIPPER[saga]
2017/08/20(日) 22:57:43.33 ID:jGcK+NKNO
次の日の朝、不思議な光景があった。
朝ごはんを食べ、歯を磨き、中学校の制服に着替えて、いざ学校へ向かうおうと玄関の扉を開けた瞬間、

「いってらっしゃい」

以下略 AAS



8:名無しNIPPER[saga]
2017/08/20(日) 23:38:00.45 ID:jGcK+NKNO
義妹の名前は、みすずと言った。
みすずが、朝のドラマに出ているヒロインに似ているなと発見したのは教室に入ってからだった。

「かほ、暗い顔」

以下略 AAS



9:名無しNIPPER[saga]
2017/08/20(日) 23:56:25.59 ID:jGcK+NKNO
優しそうな子。
私と同じ部屋のベッドで寝るって話になった時も、そう言えば怒らなかったな。
それもそのはずで、前は押し入れで寝ていたそうだ。
例え同じベッドで狭かろうと、嬉しいのだと話していた。
昨日の夜、彼女と何度か話して価値観っていうのかな、そういうものが全然自分と違う事が分かった。
以下略 AAS



10:名無しNIPPER[saga]
2017/08/21(月) 00:06:14.91 ID:hMlpaBh+O
放課後、まさみが家に来たいと言っていたけど、妹の事は誰にも見られないようにしてと母に忠告されていたので断った。
存在自体誰にも言うなと言われていたけど、まさみにうっかり言ってしまったのは、あの子が朝ドラのヒロインに似ていたせいだ。
うん、まあ、私の口が軽いだけだ。

「同じ家って事はさ、この学校に通うの?」
以下略 AAS



11:名無しNIPPER[saga]
2017/08/21(月) 00:17:26.38 ID:hMlpaBh+O
「言ってた時間より早かったね」

「ええ」

荷物がいつもより多い。
以下略 AAS



12:名無しNIPPER[saga]
2017/08/21(月) 00:18:10.03 ID:hMlpaBh+O
今日はここまで
また明日以降


13:名無しNIPPER[sage]
2017/08/21(月) 06:00:22.28 ID:sRRk7bLbo

ワケあり姉妹いいよね


14:名無しNIPPER[saga]
2017/08/22(火) 23:50:47.45 ID:l0zXcu67O
いくつかの忠告をまさみにして、ひやひやしながら家に戻った。
母の姿は無く、すでに家の中に入ったようだ。
自業自得なのだけれど、入りにくい。
『パーティー』の準備をしないわけにもいかないし。
怒られるのを覚悟で、玄関に向かった。
以下略 AAS



15:名無しNIPPER[saga]
2017/08/23(水) 00:13:39.49 ID:H+ZNJbJyO
部屋に戻って、カバンをベッドに放り投げた。
そして、一人の空間にほっとした。
と、そう言えば昨日の夜から二人用になったことに気が付き、カバンを拾い上げて自分の机の上に置く。
気を遣わないって言った矢先、こうやって遣わないといけないことが増えてくるのかと思うとなんだかしんどい。

以下略 AAS



16:名無しNIPPER[saga]
2017/08/23(水) 00:14:08.06 ID:H+ZNJbJyO
眠すぎるので寝ます
また明日以降


17:名無しNIPPER[sage]
2017/08/23(水) 04:50:26.48 ID:lYcYX7XXo



18:名無しNIPPER[sage]
2017/08/23(水) 11:09:32.35 ID:7CZNP7up0
おつ


19:名無しNIPPER[saga]
2017/08/23(水) 21:52:58.83 ID:bNZPw4GMO
私を叱りに来たのかと思ったけれど、そうではなかった。

「玉ねぎ……切ってよ〜」

目にティッシュを当てて、情けない声を出す母。
以下略 AAS



20:名無しNIPPER[saga]
2017/08/23(水) 22:17:36.69 ID:bNZPw4GMO
お母さん、とみすずがボールに入ったみじん切りの玉ねぎを差し出した。

「これくらいでいいですか?」

「みすずぅ! 上手上手!」
以下略 AAS



21:名無しNIPPER[saga]
2017/08/23(水) 22:38:12.89 ID:bNZPw4GMO
1時間くらいして、料理が出来上がった。
食器とか生ゴミとかも細目に片づけながらハンバーグを作っていたみすずによって、
普段では考えられない位、綺麗な状態で夕飯を迎えた。

「はーい、じゃあ今日からこの家の一員になるみすずにカンパーイ」
以下略 AAS



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