蜂はお花のなかに(オリジナル百合)
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10:名無しNIPPER[saga]
2017/08/21(月) 00:06:14.91 ID:hMlpaBh+O
放課後、まさみが家に来たいと言っていたけど、妹の事は誰にも見られないようにしてと母に忠告されていたので断った。
存在自体誰にも言うなと言われていたけど、まさみにうっかり言ってしまったのは、あの子が朝ドラのヒロインに似ていたせいだ。
うん、まあ、私の口が軽いだけだ。

「同じ家って事はさ、この学校に通うの?」

「あ、ううん」

別れ際、まさみが聞いてきた。
私は首を振った。

「え、じゃあどこ?」

辺り前の質問に、間が開いた。

「……えっと」

「あら、まさみちゃん」

買い物袋を両手に下げて、

「お母さん」

にこりと大人らしくない顔で笑っていた。




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