76: ◆saguDXyqCw
2017/06/18(日) 21:55:00.04 ID:5UUNa7QZ0
体からすっと力が抜けた。
嫌な予感はしていた。
77: ◆saguDXyqCw
2017/06/18(日) 21:56:17.05 ID:5UUNa7QZ0
プロデューサーが疲れているようにみえて。
まるで自棄になっているみたいだった。
78: ◆saguDXyqCw
2017/06/18(日) 21:58:03.82 ID:5UUNa7QZ0
くみちーの体から力が抜ける。歯を食いしばりながら、壁によりかかった。
くみちーはプロデューサーを信頼していた。
79: ◆saguDXyqCw
2017/06/18(日) 21:59:09.88 ID:5UUNa7QZ0
てっきり、プロデューサーが乗り気でないとばかり思っていた。だが、そうでないとしたら。
それまでの結果がこれまでの態度であったとしたら。
80: ◆saguDXyqCw
2017/06/18(日) 22:00:45.03 ID:5UUNa7QZ0
「だから、今回も期待させたくなかったんだ。通らない可能性の方が、遙かに高いからな」
81: ◆saguDXyqCw
2017/06/18(日) 22:02:16.02 ID:5UUNa7QZ0
82: ◆saguDXyqCw
2017/06/18(日) 22:04:04.38 ID:5UUNa7QZ0
「この白いのってかっこいいと思わない?」
83: ◆saguDXyqCw
2017/06/18(日) 22:05:52.77 ID:5UUNa7QZ0
「いいじゃないですか、プロデューサー。素敵ですよ星空って!」
「そうだな……悪いモチーフじゃないのかも」
84: ◆saguDXyqCw
2017/06/18(日) 22:07:45.79 ID:5UUNa7QZ0
ノックの音が聞こえて、返事も待たずに扉が開いた。
85: ◆saguDXyqCw
2017/06/18(日) 22:09:06.90 ID:5UUNa7QZ0
「なんの券なの、それ?」
「亜子ちゃんが福引で当てた券なのですよ」
86: ◆saguDXyqCw
2017/06/18(日) 22:11:10.52 ID:5UUNa7QZ0
「えー!?」
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