49: ◆saguDXyqCw
2017/06/18(日) 21:18:34.27 ID:5UUNa7QZ0
エントランスにはまだしまむーはいなかった。
私はしぶりんと別れを告げて事務所の中を進んでいく。
50: ◆saguDXyqCw
2017/06/18(日) 21:19:59.15 ID:5UUNa7QZ0
「いやいや全く」
「ほんまさ。美羽ちゃん、いい子だもん」
51: ◆saguDXyqCw
2017/06/18(日) 21:21:07.46 ID:5UUNa7QZ0
「私がみうみうを利用する訳なんかないでしょ?」
「本当にそうって言いきれるん?」
52: ◆saguDXyqCw
2017/06/18(日) 21:22:10.29 ID:5UUNa7QZ0
立ち上がったつっちーは、未だ妄想の世界に浸っていた日菜子ちんの腕を掴む。
53: ◆saguDXyqCw
2017/06/18(日) 21:23:43.93 ID:5UUNa7QZ0
更衣室に入って着替えを始める。
茜ちんはテキパキと着替えた。背は一番小さいけど、胸はけっこう大きかったりする。
54: ◆saguDXyqCw
2017/06/18(日) 21:24:34.54 ID:5UUNa7QZ0
「それは――」
55: ◆saguDXyqCw
2017/06/18(日) 21:26:25.39 ID:5UUNa7QZ0
56: ◆saguDXyqCw
2017/06/18(日) 21:27:08.56 ID:5UUNa7QZ0
二人きりになるように、茜ちんが気を使ってくれたのか。
そうかもしれないし、そうじゃないかもしれない。
57: ◆saguDXyqCw
2017/06/18(日) 21:28:10.65 ID:5UUNa7QZ0
言いあぐねた結果、できあがった会話の空白は沈黙が埋めることになった。
58: ◆saguDXyqCw
2017/06/18(日) 21:29:10.19 ID:5UUNa7QZ0
私は事務所のソファーに坐りながら、夕暮れの景色を眺めていた。
遠くで鳥が隊を組んで飛んでいった。あれはなんの鳥なのだろうか。分からないが、太陽を背にシルエットを作る鳥たちに目を奪われていた。
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