9: ◆A95oCT.s2k[sage saga]
2017/06/18(日) 18:12:56.85 ID:/+LAMdvF0
「急に悪い、今大丈夫かな」
「先輩、どうもー」
「ちーっすっ」
10: ◆A95oCT.s2k[sage saga]
2017/06/18(日) 18:14:14.99 ID:/+LAMdvF0
「それで、今度はなんのご相談かしら」
「いえ、今回は相談じゃなく、ご招待に来たんですよ」
「招待?」
11: ◆A95oCT.s2k[sage saga]
2017/06/18(日) 18:15:39.33 ID:/+LAMdvF0
「良いと思いますっ、私達も何やろうか考えてたところですし」
「じゃあ、決まりですねっ」
小町の声に一色も笑顔で返す。
12: ◆A95oCT.s2k[sage saga]
2017/06/18(日) 18:16:39.91 ID:/+LAMdvF0
「……相模も来るのか」
「ああ、声をかけてみたら、来てくれるって言ってたよ」
「俺や雪ノ下が来ることまで知ったらあいつ、来なくなるんじゃないのか」
13: ◆A95oCT.s2k[sage saga]
2017/06/18(日) 18:18:42.39 ID:/+LAMdvF0
「それで、そのメンバーに俺達を入れると、結局どのくらい来るんだ?」
現状参加するメンバーを確認しておく。
奉仕部からは由比ヶ浜、雪ノ下、小町、俺。
14: ◆A95oCT.s2k[sage saga]
2017/06/18(日) 18:20:14.31 ID:/+LAMdvF0
× × ×
「とりあえず、戸塚に電話してみるか」
「あーそれは小町がやるよ、お兄ちゃんは中二さんお願い」
15: ◆A95oCT.s2k[sage saga]
2017/06/18(日) 18:22:20.49 ID:/+LAMdvF0
「はあああああちまあああああああああん!!!!!!!!」
怒声と共に部室の扉が勢いよく開かれる。
すると、原稿らしき十数枚の紙の束を持った材木座が息を切らしながら部室に入り込んで来た。
16: ◆A95oCT.s2k[sage saga]
2017/06/18(日) 18:23:57.18 ID:/+LAMdvF0
「戸塚さんも参加したいってさ、良かったねお兄ちゃん」
にっこりと笑顔を崩さぬまま、小町は戸塚の参加を表明してくれたのだった。
そっか、戸塚も来るのか……良かった……。
17: ◆A95oCT.s2k[sage saga]
2017/06/18(日) 18:26:18.01 ID:/+LAMdvF0
「じゃあ、そろそろ始めようか」
クリップで止められた数枚の資料を一色が配る。
そして一人一人の顔を見ながら、葉山は続けた。
18: ◆A95oCT.s2k[sage saga]
2017/06/18(日) 18:28:38.37 ID:/+LAMdvF0
当日の流れとしては、まず誕生日用に装飾を施した教室に料理を運び、そしてサプライズで由比ヶ浜を呼び、プレゼントを渡してからそのままパーティーという計画のようだ。
それに合わせ、まず前日準備としてプレゼントの調達班と、当日の係として、会場の装飾班、ご馳走の調理班の他、由比ヶ浜をパーティーの時間まで連れ回す役が必要と言う事も書かれていた。
その際、資料に一通り目を通した雪ノ下から「ご馳走の調理と言う事だけど、家庭科室の使用許可は取ってあるのかしら?」と質問を投げかけられる。
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