八幡「異本・たとえばこんなバースデーソング」
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9: ◆A95oCT.s2k[sage saga]
2017/06/18(日) 18:12:56.85 ID:/+LAMdvF0
「急に悪い、今大丈夫かな」

「先輩、どうもー」

「ちーっすっ」

「……また随分賑やかな人達が来たわね」

「お前らか、一体どうした?」

 そこには、俺のクラスのトップである葉山隼人を先頭に現生徒会長の一色いろはと、サッカー部員で葉山と一色の取り巻きの一人でもある戸部翔の3人がいた。


「比企谷くん、小町さん、彼等にお茶を用意して差し上げて」

「はーいっ、小町におっまかせですっ♪」

「あいよ」

 雪ノ下の指示に従い、俺と小町は人数分のお茶の用意に動く。


「すまない、雪ノ下さん」

「雪ノ下先輩、ありがとうございます」

「あざっす」

 口々に礼を言う3人だった。つーか戸部、お前のそれ何語だよ。礼ならちゃんと言え。

 そして紅茶の準備を終え、席に戻った俺達は、葉山達の話を聞く事にした。


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