曜「梨子ちゃん、怒るわけないよ」
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83:名無しNIPPER[saga]
2017/06/14(水) 15:35:22.53 ID:N3+S3TwnO
千歌ちゃんに、何か言わないとと思った。
でも、それって私が千歌ちゃんを傷つけたくないから言いたい言葉で。
それを覚悟して言っているであろう千歌ちゃんに、言うべき言葉ではなかった。

「分かった」
以下略 AAS



84:名無しNIPPER[sage saga]
2017/06/14(水) 16:48:42.41 ID:VqWHRdm5O
誤:アニメ準拠で、梨子の鞠莉への呼び方ちゃんじゃなくてさんだった。脳内変換お願いします


85:名無しNIPPER[saga]
2017/06/14(水) 16:50:13.14 ID:VqWHRdm5O
曜ちゃんに、会いたい。
一人で行ってしまう彼女。
そうして、いつも一人で傷ついて帰ってくる人だから。
彼女の側にいたいと思う。

以下略 AAS



86:名無しNIPPER[saga]
2017/06/14(水) 17:05:29.40 ID:VqWHRdm5O
でも、さすがにこれはやり過ぎかな。
曜ちゃんに会えるか分からないし。
連絡しても返ってこないのにね。
呆れられるかも。

以下略 AAS



87:名無しNIPPER[saga]
2017/06/14(水) 17:33:26.95 ID:VqWHRdm5O
浜松で降りて、もらった地図を確認した。次は、バスに乗らないと。
途中、曜ちゃんっぽい服装の人がいて、よく考えたら制服だから違うかと思い直した。
似ている人がいると、少しどきりとしてしまう。
そもそも、先に出たのだから、いるわけもないのだけれど。

以下略 AAS



88:名無しNIPPER[saga]
2017/06/14(水) 17:42:46.02 ID:VqWHRdm5O
でも、憶測で疑うのはダメね。やめよう。

「今は、それが一番の楽しみよ」

おばあさんはリュックを背負い直した。
以下略 AAS



89:名無しNIPPER[saga]
2017/06/14(水) 17:55:51.05 ID:VqWHRdm5O
俯きながら出て来た曜ちゃんが、驚いていた。

「梨子ちゃん……?!」

「よ、ヨーソロー」
以下略 AAS



90:名無しNIPPER[saga]
2017/06/14(水) 18:25:19.93 ID:VqWHRdm5O
「そっか」

「私、ただ、会ってね……仲直りしようって思っただけだったんだ。また、水泳始めて欲しいなって。でも、そんな事言われても困っちゃうよね。だから、会えなくて正解だった。でも、私のせいで、将来の色々な事を奪ってしまったなって……」

曜ちゃん、前に私に言った事と逆の事言ってる。
以下略 AAS



91:名無しNIPPER[saga]
2017/06/14(水) 18:41:08.89 ID:VqWHRdm5O
「分かってる人は、そんな表情しないもの」

曜ちゃんの方が力がある。
だから、私から離れようと思えばすぐにでもできたはず。
だったら、彼女が意図してることは――。
以下略 AAS



92:名無しNIPPER[saga]
2017/06/14(水) 18:53:42.71 ID:VqWHRdm5O
ふと、施設の中だという事に気が付く。職員につまみだされる前に、スマホで公園を探して、曜ちゃんを誘導した。
ベンチに座らせて、ずっと隣で背中を撫でた。
早く泣き止んで欲しい。でも、しばらくこうしておきたい。
なんて、そんな事を考えていた。

以下略 AAS



93:名無しNIPPER[saga]
2017/06/14(水) 19:03:00.59 ID:VqWHRdm5O
「曜ちゃん、それ特大盛りでしょ? 食べれるの?」

「食べるの」

言葉遣いが幼稚園児みたいになってるので、笑ってしまった。
以下略 AAS



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