93:名無しNIPPER[saga]
2017/06/14(水) 19:03:00.59 ID:VqWHRdm5O
「曜ちゃん、それ特大盛りでしょ? 食べれるの?」
「食べるの」
言葉遣いが幼稚園児みたいになってるので、笑ってしまった。
目の前には曜ちゃんの胃袋3つ分くらいの牛丼。
やけ食いというやつかな。
「そっかー」
忙しく口を動かし始める。
店員さんも最初、オーダーを聞き返していた。
女子高校生が頼むものではないのね。
「ご飯つぶ、ほっぺについてる」
「え」
「ここ」
取ってあげると、
「あむ……」
曜ちゃんが私の指に食らいついた。
「よ、曜ちゃん」
私は固まった。
曜ちゃんは、暫くして理性が蘇ったのか、頬を赤くしていた。
「ご、ごめん」
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