9:名無しNIPPER[sage]
2017/05/26(金) 21:24:11.50 ID:qzZUPq200
その後、長門はサイズを調べると言って店員と共に奥の試着室の中へと入って行った。
手持ち無沙汰になった俺は、種類豊富な下着達をしげしげと眺めていた。目がチカチカする。
キョン「おっ?」
10:名無しNIPPER[sage]
2017/05/26(金) 21:28:10.39 ID:qzZUPq200
再び自転車に二人乗りして、長門のマンションを目指す。夜の街道は、とても静かだった。
自転車を漕ぎながら、俺は感慨深い思いを抱いていた。まさか長門と買い物する日が来ようとは。
出会った当初からは想像もつかない。
それほど、長門は成長していた。
11:名無しNIPPER[sage]
2017/05/26(金) 21:32:07.36 ID:qzZUPq200
その後、長門のマンションに戻った俺は、そのまま帰っても良かったのだが、長門が上がっていけと言うので、お邪魔することにした。
格好良く颯爽と帰りたい気持ちよりも、このまま帰ってしまうのが惜しいと思ったのだ。
そのくらい、魅力的な提案を、長門はした。
長門「……Tバック姿を、見て欲しい」
12:名無しNIPPER[sage]
2017/05/26(金) 21:34:37.47 ID:qzZUPq200
長門「……足の爪を、切って欲しい」
キョン「……かしこまりました」
完全に俺の心を鷲掴みにしたエロエロな長門の過激なお願いを、おかしな口調で受諾する。
13:名無しNIPPER[sage]
2017/05/26(金) 21:37:57.62 ID:qzZUPq200
長門「……次は、あなた」
キョン「わかった。よろしく頼む」
切り終えた俺から爪切りを受け取った長門は、膝の上に足を乗せ、パチンパチンと爪を切る。
14:名無しNIPPER[sage]
2017/05/26(金) 21:40:39.39 ID:qzZUPq200
引き寄せた細い足から、ついつい付け根の方へと視線が向かいそうになるが、ぐっと堪えた。
今は長門にひと泡ふかせることに専念する。
長門「……くすぐら、ないで」
15:名無しNIPPER[sage]
2017/05/26(金) 21:42:56.92 ID:qzZUPq200
キョン「……」
長門「……」
その異音に、二人揃って固まった。
16:名無しNIPPER[sage]
2017/05/26(金) 21:45:50.49 ID:qzZUPq200
しばらく抱擁する。長門は震えていた。
その震えがどうか収まることを祈りつつ、俺は慎重に言葉を選びながら、口を開いた。
キョン「長門……聞いてくれ」
17:名無しNIPPER[sage]
2017/05/26(金) 21:48:14.88 ID:qzZUPq200
キョン「大丈夫か?」
長門「……平気。穿いて、くる」
キョン「期待して待ってるよ」
18:名無しNIPPER[sage]
2017/05/26(金) 21:51:49.82 ID:qzZUPq200
長門「……やっぱり、あなたは優しい」
キョン「んなことはない。俺はただ、自分好みの下着をお前に着せただけさ」
長門「……どうして、優しく、してくれるの?」
33Res/28.46 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20