長門「……Tバック、好き?」キョン「えっ?」
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18:名無しNIPPER[sage]
2017/05/26(金) 21:51:49.82 ID:qzZUPq200
長門「……やっぱり、あなたは優しい」

キョン「んなことはない。俺はただ、自分好みの下着をお前に着せただけさ」

長門「……どうして、優しく、してくれるの?」

白と黒のフリルが重なるブラの前で手を組み、まるで拝むようにそんな問いかけをする長門。
先ほど長門の便を片付ける際に抱いた自問への回答を未だ導き出せない俺は、悩む。

長門が命の恩人だからか?
いや、違う。
普段から世話になっているから?
それも違う。
同じ部活の仲間だからか?
全然、違う。

考えれば考えるほど、馬鹿らしくなる。
答えなんざ、簡単なことだった。

キョン「きっとそれは……長門が長門だからだ」

そんな、答えとも呼べない回答。
我ながら口下手にも程がある。実に情けない。
だけど、恐らく、下着の種類や形状などは関係なく、長門の下着というだけで愛おしいのだ。
それが便に塗れていようとも、そして床に便をぶちまけられようとも、長門だから愛おしいのだ。

それが、俺の本心だった。

長門「……そう」

そして長門はその回答に満足したように……

瞳を閉じて、頷いた。


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