長門「……Tバック、好き?」キョン「えっ?」
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19:名無しNIPPER[sage]
2017/05/26(金) 21:55:59.24 ID:qzZUPq200
キョン「それじゃあ、そろそろ帰るよ」

たっぷりと長門の下着姿を拝み、言いたいことをぶちまけた俺は、さっさと帰ることにした。
そんな薄情な俺の服の裾を、長門が掴む。

長門「……泊まって、いって?」

これまた魅力的な提案。
しかし、こればかりは頷く訳にはいかない。
先ほどの自分の気障な台詞が今更途轍もなく恥ずかしくなってきたのと、これ以上この場に居れば間違いが起きてしまうことを、危惧したのだ。

キョン「今日は帰るよ。また明日な、長門」

そう言って、長門の柔らかな髪を撫でる。
すると彼女は一瞬泣きそうな顔をして、そして何かを思い出したかのように脱衣所に向かい、タオルで包んだそれを、俺に手渡した。

キョン「これって、まさか……」

長門「……お土産」

なんとなく、中身は察しがつく。
思わず、口元が緩む。にやけてしまう。
すると、長門も薄っすらと、微笑んだ。

長門「……また、来て」

そう囁いて、遠慮がちに手を振る長門に見送られながら、俺は帰路についたのだった。


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