長門「……Tバック、好き?」キョン「えっ?」
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17:名無しNIPPER[sage]
2017/05/26(金) 21:48:14.88 ID:qzZUPq200
キョン「大丈夫か?」

長門「……平気。穿いて、くる」

キョン「期待して待ってるよ」

ふらつく長門を立たせて、風呂場まで肩を貸してやった。心なしか、顔色が良くなった。
風呂場にあったタオルを数枚受け取り、俺はリビングの掃除をしながら長門の帰りを待つ。

なにはともあれ、俺のプレゼントで活力が戻って良かった。そんな安堵のため息を吐きながら、せっせと床に広がる便を片付ける。
少しも嫌じゃなかった。それが少し不思議だ。
どうして嫌ではないのかと、思案を巡らせていると、脱衣所の扉がガラリと開いた。

長門「……お待たせ」

とことこ長門が歩いてくる。また下着姿。
しかし、今度の下着はあまり過激ではない。
白と黒のモノクロームな生地で統一された、ありふれたデザインの、フリルが多めで上下セットな普通の下着。無論、Tバックではない。

キョン「サイズは平気か?」

長門「……ぴったり」

キョン「そいつは良かった。……似合ってるよ」

長門「……嬉しい」

月並みな表現ではあるが、本当に可愛らしい。
個人的には、長門にはやはり、こうした普通の下着を着用して貰いたい。過激な物は、たまにでいい。
それこそ、勝負の時だけで充分だ。

とまあ、結局そんな結論に行き着くところが、実に俺達らしいと言えば、らしかった。


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