長門「……Tバック、好き?」キョン「えっ?」
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13:名無しNIPPER[sage]
2017/05/26(金) 21:37:57.62 ID:qzZUPq200
長門「……次は、あなた」

キョン「わかった。よろしく頼む」

切り終えた俺から爪切りを受け取った長門は、膝の上に足を乗せ、パチンパチンと爪を切る。
下着姿の女子高生に、足の爪を切られる。
まるで夢のような状況に、思わず頬を千切ってみたら、とても痛かった。紛れもなく現実だ。

長門「……終わった」

キョン「ありがとな、長門」

長門「……ん」

そんな馬鹿なことをしていたら、長門はあっと言う間に爪を切り終え、そして切った爪をケースから手のひらへと取り出して……

それを思いっきり嗅いだ。

キョン「お、おいっ!」

長門「……なに?」

キョン「汚いからやめろって!!」

長門「……切った爪をどうしようと、私の勝手」

堪らず注意すると、長門はそんな暴論を口にした。
なんて奴だ。俺は必死に我慢したのに。
だが一方で、人の目を気にせずに自分の欲望に忠実になれる長門を羨ましいと思った。
同時に、悔しさと劣等感が湧き上がり、俺はそんな長門に仕返しをするべく、彼女の細い足首を掴んで、こちらに引き寄せた。

長門「……離して」

キョン「へっ。やなこった」

さあ、反撃に打って出よう。


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