長門「……Tバック、好き?」キョン「えっ?」
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15:名無しNIPPER[sage]
2017/05/26(金) 21:42:56.92 ID:qzZUPq200
キョン「……」

長門「……」

その異音に、二人揃って固まった。
なんだ今の音は。いったい何の音だろう?
その疑問に答えるかのように、刺激臭が漂う。

間違いない。これは便の香りだ。
慌てて自分の尻へと注意を向けるが、俺の尻に変わった様子はない。つまり、犯人は……

長門「……ごめん、なさい」

目を見開いたまま、驚愕の表情を浮かべながら、長門は謝罪した。顔が青ざめている。
その様子に、愉悦を感じることは出来ない。
俺もなんと言ったらいいかわからなかった。
高笑いが出来たら、どれだけ良かっただろう。
ただただ、申し訳ない気持ちでいっぱいだ。

長門「……ごめん……なさい」

キョン「あ、謝るなよ。こっちこそ悪かった」

謝罪を繰り返す長門を制して、謝る。
俺の悪ふざけが原因なのは明らかだ。
しかし、長門の謝罪には、別な理由があった。

長門「……せっかく、選んで貰ったのに」

彼女は、下着を汚したことを謝っていた。
そんな健気な長門に掛ける言葉が見つからず、俺は少し考えて、彼女をそっと抱きしめた。


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