49:名無しNIPPER
2017/04/24(月) 12:30:11.87 ID:WOJJWRsc0
第四話 その男、刑事
次の日の昼、朝のバイトを終えた満は昨晩電話した須藤の指定した
都内にある寂れた中華料理店に足を運んでいた。
50:名無しNIPPER
2017/04/24(月) 12:30:52.00 ID:WOJJWRsc0
「では、佐野さん。私達の同盟の話に移りましょうか」
「同盟...ああ、そうですよね。俺達これから協力するんですよね」
「ええ。今ここにカードデッキはありますか?」
51:名無しNIPPER
2017/04/24(月) 12:31:26.60 ID:WOJJWRsc0
(うわぁ〜。久しぶりに湯気の立ってるラーメンとか見るよ〜)
「須藤さん!ありがたく頂かせて貰います。いただきます」
「ははは。そんなに嬉しそうな顔をされるとは思いませんでしたよ」
52:名無しNIPPER
2017/04/24(月) 12:31:58.02 ID:WOJJWRsc0
五分後...
「ほら!サービスだ。熱いうちに食べな」
厨房から再び戻ってきた店主が持ってきたのは八宝菜だった。
53:名無しNIPPER
2017/04/24(月) 12:32:36.43 ID:WOJJWRsc0
「なるほど、佐野さんはまだ一回しか変身していない。と?」
「ええ。だけど、なんとか独力でモンスターを倒したんですよ」
「わらわらーって契約モンスターが出てきて、トドメを刺したんです!」
54:名無しNIPPER
2017/04/24(月) 12:33:04.50 ID:WOJJWRsc0
満としても、既に死者の出たバトルロイヤルで無駄な戦いを避け、
できる限り身の安全の保障を得られるこの提案を拒む理由がない。
「頑張りましょう!須藤さん」
55:名無しNIPPER
2017/04/24(月) 12:33:51.34 ID:WOJJWRsc0
〜〜〜
コンビニ
「いらっしゃいませー」
56:名無しNIPPER
2017/04/24(月) 12:34:31.59 ID:WOJJWRsc0
「....」
いた。
漫画に夢中になっている女子中学生の死角から丸いミラーモンスターが
57:名無しNIPPER
2017/04/24(月) 12:34:59.63 ID:WOJJWRsc0
〜ミラーワールド〜
全てが反転した世界に足を踏み入れた満は、トイレの扉を押し開け、
コンビニの外へと駆けだしていった。
58:名無しNIPPER
2017/04/24(月) 12:35:39.45 ID:WOJJWRsc0
「?!」
突き刺すように差し出されたミラーモンスターの爪を全力で回避した
インペラーは、数秒遅れで自分の立っていた場所に小さなクレーター
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