50:名無しNIPPER
2017/04/24(月) 12:30:52.00 ID:WOJJWRsc0
「では、佐野さん。私達の同盟の話に移りましょうか」
「同盟...ああ、そうですよね。俺達これから協力するんですよね」
「ええ。今ここにカードデッキはありますか?」
「ありますけど...」
いい年した男が二人顔突き合わせてなにやら意味深な話をしているように
他の客からは見られがちだったが、生憎当の本人達はそんな目を気にする
ことはなく、互いのカードデッキからそれぞれのカードを取り出していた。
「こうしてみると、あれですよね...」
「ええ。私達の契約モンスターは本当に弱い」
「私のカードは四枚、佐野さんのカードは三枚。ですが」
「武器の威力が低すぎて心配になっちゃいますね」
「ですが、早いうちに佐野さんと出会えて良かったですよ」
「最近、私もモンスターを中々倒せずにいて困っていたんです」
「そうだったんですか。いつごろ須藤さんはライダーに?」
「実は一ヶ月前からです。仕事があるのに...はぁ」
「へい。おまち!熱いから気をつけてね〜」
一旦、話を中断した二人はそれぞれが注文した料理をそれぞれ
受け取る。
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