新田美波「わたしの弟が、亜人……?」
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475: ◆8zklXZsAwY[saga]
2017/10/23(月) 22:43:26.12 ID:rkcK97lyO

コウマ陸佐「無理だ。SATの運用は従来の警察法の範囲内。それに報道ヘリまで出ているんだぞ。撃てるわけがない」

石丸「どうせ亜人に決まってるだろ!」

以下略 AAS



476: ◆8zklXZsAwY[saga]
2017/10/23(月) 22:46:12.69 ID:rkcK97lyO

ゲン「SATのスナイパーが三箇所。北と南の屋上。あと水野ビル十一階」


 ゲンは、高橋に撃ち込まれる銃弾が三箇所から放たれたことを見てとると、周囲のビルを見やり、銃火を確認し、狙撃手の居場所を特定した。
以下略 AAS



477: ◆8zklXZsAwY[saga]
2017/10/23(月) 22:47:52.49 ID:rkcK97lyO

狙撃手01「本当に、実在するのか!?」


 田中のIBMは、身体を反転させ、ビルの窓を足場にして強く踏み込み、狙撃手たちがいる北側のビルの屋上に向かって一直線に跳躍した。
以下略 AAS



478: ◆8zklXZsAwY[saga]
2017/10/23(月) 22:49:35.17 ID:rkcK97lyO

観測手02「01がやられた。何だあれは?」

狙撃手02「IBM……? あれがIBMだ! 準備しろ!」

以下略 AAS



479: ◆8zklXZsAwY[saga]
2017/10/23(月) 22:51:16.93 ID:rkcK97lyO

 発炎筒を掲げる観測手の後方のドアがばんと大きな音をたてながら勢いによく開いた。

 部屋に侵入してきた田中が同時に両手でしっかりと拳銃を持ち、二度引き金を引く。ドアが開いた音に振り返っていた観測手は左側頭部に銃弾を受けた。いまも床に磔にされている狙撃手は、頭頂から入った銃弾が顎から斜めに抜けていった。二人とも即死だった。

以下略 AAS



480: ◆8zklXZsAwY[saga]
2017/10/23(月) 22:53:00.43 ID:rkcK97lyO

ゲン「早く起きろよ!援護しねーと持ってかれちまうぞ!」

高橋「待てゲン!」

以下略 AAS



481: ◆8zklXZsAwY[saga]
2017/10/23(月) 22:54:34.08 ID:rkcK97lyO

観測手03「01・02ダウン。これでは連続して殺せない。避難しましょう」


 南側のビルの屋上にいる観測手が腰を浮かせながら、パートナーである狙撃手に向かって言った。
以下略 AAS



482: ◆8zklXZsAwY[saga]
2017/10/23(月) 22:56:08.65 ID:rkcK97lyO

ゲン「もう一度復活の隙を作ってやるんた」

高橋「手前の奴を転ばす……」

以下略 AAS



483: ◆8zklXZsAwY[saga]
2017/10/23(月) 22:57:47.02 ID:rkcK97lyO

 離れたビルの屋上まで響く長い銃撃音を耳にしたゲンが思わず叫ぶ。もうもうと立ち込める煙に遮られ、佐藤がどうなったかはゲンのところからは見えない。

 SATの射手は、硝煙によって標的の視認が困難になる寸前で射撃を中断した。煙が風に運ばれ、ふたたび銃弾を見舞おうと短機関銃の銃口を向けたそのとき、射手は異変に気づいた。

以下略 AAS



484: ◆8zklXZsAwY[saga]
2017/10/23(月) 22:59:25.41 ID:rkcK97lyO

 SATが動揺から回復する前に佐藤は目の前にいる隊員の脚を吹き飛ばした。銃撃からすこしの間もなく佐藤は前に飛び出し、蹴りあげられたように身体を一回転させる隊員の下に潜り込み、その身体を背負った。


SAT隊員「撃つな!」
以下略 AAS



485: ◆8zklXZsAwY[saga]
2017/10/23(月) 23:02:14.58 ID:rkcK97lyO

ゲン「マジかよ……」


 集団の中心から隊員を確実に殺している佐藤を双眼鏡越しに見ていたゲンが、眼を見開いたままぼそりとつぶやいた。
以下略 AAS



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