新田美波「わたしの弟が、亜人……?」
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468: ◆X5vKxFyzyo[sage]
2017/10/23(月) 22:28:21.17 ID:rkcK97lyO

 佐藤は煙と埃の漂いに視線を注いだまま言った。風に運ばれていく漂いのなかから、足音が聞こえてくる。


佐藤「この国最強の軍隊とは?」
以下略 AAS



469: ◆X5vKxFyzyo[sage]
2017/10/23(月) 22:29:44.37 ID:rkcK97lyO

戸崎「刑事部だけでは対処できないテロや凶悪事件発生時、交渉より制圧を優先し展開する実戦経験のある精鋭たちだ」

佐藤「極論、かれらに勝てれば私達は最強の軍隊といえる」

以下略 AAS



470: ◆X5vKxFyzyo[saga]
2017/10/23(月) 22:31:34.06 ID:rkcK97lyO

石丸「どう眠らせる? 研究所襲撃の二の舞になるんじゃないのか?」

戸崎「麻酔銃の使用は違法です。あのときのような作戦はこんな公の場では展開できません」

以下略 AAS



471: ◆X5vKxFyzyo[saga]
2017/10/23(月) 22:33:10.06 ID:rkcK97lyO

 復活した直後の佐藤の左のこめかみに銃弾がふたたび送られる。それを合図に、五方向から一斉に短機関銃が火を吹いた。

 佐藤の頭部や背中に孔があき、修復され、また孔があく。

以下略 AAS



472: ◆X5vKxFyzyo[saga]
2017/10/23(月) 22:34:51.56 ID:rkcK97lyO

「五班装填!」「一班と交代!」「撃て!」


 伝達を耳にした隊長が佐藤を絶え間なく殺し続けるよう別班に指示をとばす。指示を受けた一班は前の担当班と入れ替わり、先頭の射手が担架の横に付き、陥没している両眼のまわりから黒い粒子わ沸き上げている佐藤の顔に銃口を向けた。
以下略 AAS



473: ◆8zklXZsAwY[saga]
2017/10/23(月) 22:40:02.09 ID:rkcK97lyO

佐藤「ゲン君、高橋君!」


 復活した佐藤が高橋らに呼びかける。拘束帯によって担架にくくりつけられた手首が狙撃され、拘束が佐藤の手首ごと千切られる。一拍おいた二連射のあと、佐藤が身体を起こす。集団から飛び出してきた一人の隊員その眉間を撃ち抜き、佐藤はまた倒れた。
以下略 AAS



474: ◆8zklXZsAwY[saga]
2017/10/23(月) 22:41:42.52 ID:rkcK97lyO

狙撃手01「こちら狙撃01。標的を亜人と確認」


 北側のビルの屋上にいるSATのスナイパーがスコープ越しに標的の復活を確認する。
以下略 AAS



475: ◆8zklXZsAwY[saga]
2017/10/23(月) 22:43:26.12 ID:rkcK97lyO

コウマ陸佐「無理だ。SATの運用は従来の警察法の範囲内。それに報道ヘリまで出ているんだぞ。撃てるわけがない」

石丸「どうせ亜人に決まってるだろ!」

以下略 AAS



476: ◆8zklXZsAwY[saga]
2017/10/23(月) 22:46:12.69 ID:rkcK97lyO

ゲン「SATのスナイパーが三箇所。北と南の屋上。あと水野ビル十一階」


 ゲンは、高橋に撃ち込まれる銃弾が三箇所から放たれたことを見てとると、周囲のビルを見やり、銃火を確認し、狙撃手の居場所を特定した。
以下略 AAS



477: ◆8zklXZsAwY[saga]
2017/10/23(月) 22:47:52.49 ID:rkcK97lyO

狙撃手01「本当に、実在するのか!?」


 田中のIBMは、身体を反転させ、ビルの窓を足場にして強く踏み込み、狙撃手たちがいる北側のビルの屋上に向かって一直線に跳躍した。
以下略 AAS



478: ◆8zklXZsAwY[saga]
2017/10/23(月) 22:49:35.17 ID:rkcK97lyO

観測手02「01がやられた。何だあれは?」

狙撃手02「IBM……? あれがIBMだ! 準備しろ!」

以下略 AAS



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