470: ◆X5vKxFyzyo[saga]
2017/10/23(月) 22:31:34.06 ID:rkcK97lyO
石丸「どう眠らせる? 研究所襲撃の二の舞になるんじゃないのか?」
戸崎「麻酔銃の使用は違法です。あのときのような作戦はこんな公の場では展開できません」
戸崎「警察ならなおさらです。我々との裏の繋がりもありませんし」
石丸「は? 猛獣が逃げたときなんかに使ってるじゃないか」
戸崎「あれは獣医師等資格を持った人間に協力を依頼しています。亜人捕獲時もそう」
戸崎「だかもはや、中村慎也事件……フラッド現象の枷はありません」
石丸「ハッ。殺すのか!」
戸崎「いや、殺し続ける」
SATの射手に射撃命令が下される。射手は了解の返答とともに引き金にかかる指に力を入れ、引き金を引き絞る。
佐藤「何!?」
見えないはずの指の動きを佐藤は培われた戦闘勘で察知していた。その直後、佐藤の眉間の真ん中を銃弾が突き抜けた。
SAT隊長「前進」
隊長の合図に五つの班に分かれた隊員たちが、防弾盾を装備した隊員を先頭にして佐藤に接近する。
佐藤「戦略を変えたな、トザキ君」
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