新田美波「わたしの弟が、亜人……?」
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468: ◆X5vKxFyzyo[sage]
2017/10/23(月) 22:28:21.17 ID:rkcK97lyO

 佐藤は煙と埃の漂いに視線を注いだまま言った。風に運ばれていく漂いのなかから、足音が聞こえてくる。


佐藤「この国最強の軍隊とは?」

佐藤「自衛隊か? 違う。一度も実戦経験のない奴らなど、論外甚だしい。」

佐藤「となると、そう……」


 足音がいよいよ大きくなってきた。音の大きさから足音は大人数からなるもので、かつその規則正しいリズムが部隊の練度の高さを物語っていた。

 風が粉塵を運びさった。そこから現れたのは目出し帽の上にケブラー製のヘルメットを被り、上腕部を保護するプレート付きの防弾ベストを身に纏った警官たちだった。胸元に警視庁の文字が刻印されている。首から短機関銃を下げ、レッグホルスターには拳銃、防弾盾を装備している者もいる。

 機動隊の隊長は前進する彼らに「頼んだぞ」と声をかけた。彼らは眼にさらなる力を宿し、テロを引き起こした犯人に向かって歩を進める。


戸崎「警視庁特殊急襲部隊(SAT )」


 と、戸崎がモニターを見上げながら説明した。



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