勇者「救いたければ手を汚せ」 
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205:名無しNIPPER[saga]
2016/12/20(火) 00:14:44.28 ID:vYhwAq/BO

「彼女、貴族の出なのしら」

「だとしたら他の貴族連中が不憫だね」

以下略 AAS



206:名無しNIPPER[saga]
2016/12/20(火) 00:15:47.51 ID:vYhwAq/BO

「これで終わりよね。私、もう嫌よ」

「ボクもそう願いたいね。あんなことをするのは人生で一度で充分だ」

以下略 AAS



207:名無しNIPPER[saga]
2016/12/20(火) 00:17:03.19 ID:vYhwAq/BO

精々が、「何で私が地べたを這って紋章探しなんてしなくてはならないの」

くらいだと思っていたのだが、彼女はある意味で想像以上だった。

以下略 AAS



208:名無しNIPPER[saga]
2016/12/20(火) 00:18:39.37 ID:vYhwAq/BO

「風の音が強くなってきた」

「えっ?」

以下略 AAS



209:名無しNIPPER[saga]
2016/12/20(火) 00:21:39.92 ID:vYhwAq/BO

「あれは、梯子?」

一際強い灯りを放つ道化師の街灯が、赤く錆びた梯子の姿を照らし出す。

以下略 AAS



210:名無しNIPPER[saga]
2016/12/20(火) 00:26:58.92 ID:vYhwAq/BO

何より邪魔なのは魔術師の存在。

今まさに必死の形相で引き返している最中で、万が一彼女に当ててしまっては元も子もない。

以下略 AAS



211:名無しNIPPER[saga]
2016/12/20(火) 00:29:24.67 ID:vYhwAq/BO

「そんな、まさか…」

彼等はその意図に気付き凍り付いた。

以下略 AAS



212:名無しNIPPER[saga]
2016/12/20(火) 00:32:44.44 ID:vYhwAq/BO

(ちっ、あの屑……)

(散々偉そうなことを言っておきながら、あんな役立たずだったとはな)

以下略 AAS



213:名無しNIPPER[saga]
2016/12/20(火) 00:35:31.87 ID:vYhwAq/BO

「ぴひゅっ…」

先頭に立っていた長身痩躯の兵士の首が奇妙な音を鳴らしながら宙を舞う。

以下略 AAS



214:名無しNIPPER[saga]
2016/12/20(火) 00:37:58.68 ID:vYhwAq/BO

(マズいな。このままだと挟み撃ちだ)

「くそっ!後ろだ!後ろを取られた!!」

以下略 AAS



215:名無しNIPPER[saga]
2016/12/20(火) 00:40:25.45 ID:vYhwAq/BO

(このままじゃ全滅も時間の問題だ。化け物に構っている暇はない)

(大体、こんな奴等が何人死のうが彼女さえ無事ならそれでいいんだ)

以下略 AAS



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