213:名無しNIPPER[saga]
2016/12/20(火) 00:35:31.87 ID:vYhwAq/BO
「ぴひゅっ…」
先頭に立っていた長身痩躯の兵士の首が奇妙な音を鳴らしながら宙を舞う。
その目は恐怖と驚愕に見開かれている。
他の兵士も彼と同様の表情で無闇矢鱈に撃ち続けている。
ニ体が背後に回り込む擦れ違い様、更に二人の兵士が爪によって寸断される。
この僅かな間に前方を塞ぐオークの傷は完全に治癒していた。やはり傷は浅かったらしい。
素早く立ち上がると二度三度頭を振り、牙を剥き出しに獲物に向かって吼え猛る。
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