14: ◆TPk5R1h7Ng[saga]
2016/06/19(日) 23:30:58.58 ID:qA82S3wZo
●てんしん
眼前に広がるのは、虚獣の身体に空いた風穴。
巨体から体積を削り取った証の、その向こう側で………ハルが両手を広げていた。
15: ◆TPk5R1h7Ng[saga]
2016/06/20(月) 00:14:07.29 ID:m7uOCMAko
●おうたい
カライモン「しかし驚いたよ。ディメンションスレイヤーであれば、耐性を持たれないと思って居たが…まさか、こんな方法で対応して来るとはね」
俺「…どう言う事だ?何をしたんだ?ってそもそも、俺は何をされたんだ!?」
16: ◆TPk5R1h7Ng[saga]
2016/06/20(月) 00:31:13.92 ID:m7uOCMAko
●いたりて
ユズ「あ、それなら自分にも判るッスよ」
俺「…マジか」
17: ◆TPk5R1h7Ng[saga]
2016/06/20(月) 00:45:58.61 ID:m7uOCMAko
●うしない
レミ「なっ―――――」
ハル「―――っ!!」
18: ◆TPk5R1h7Ng[saga]
2016/06/20(月) 01:07:59.51 ID:m7uOCMAko
●こうちく
レミ「えっ………ちょっ…な、何やってんの!?」
19: ◆TPk5R1h7Ng[saga]
2016/06/20(月) 01:18:05.68 ID:m7uOCMAko
●おくのて
カライモン「…と言う訳で、奥の手を使ってさっさと決着をつけてしまいたい所なのだが……少々問題がある」
ユズ「問題って、どんな事ッスか?」
20: ◆TPk5R1h7Ng[saga]
2016/06/20(月) 01:36:33.84 ID:m7uOCMAko
●あしどめ
レミ「そっか!何も迎撃しなくたって、攻撃を防げさえすれば良いのよね」
すぐ目の前…停滞空間により極端に減速した、その刃を見据えながら……レミが声を上げる。
21: ◆TPk5R1h7Ng[saga]
2016/06/20(月) 01:41:13.66 ID:m7uOCMAko
真っ黒な球体にその大半を飲み込まれ、今正にその全身を消失しようとしている……虚獣。
もがき苦しみ、暴れながら脱出を試みるが…それも無駄な足掻きに終わり、後は僅かな頭部を残すのみ。
22: ◆TPk5R1h7Ng[saga]
2016/06/20(月) 02:01:43.56 ID:m7uOCMAko
●ぶんかつ
俺の腕を噛み砕く筈だった嘴が、バラバラに砕け散った。いや、砕け散ったと言うよりは………
レミ「ふぅ………ギリギリセーフ」
23:名無しNIPPER[sage]
2016/06/20(月) 06:46:39.07 ID:dGYSCKLDO
乙、お帰りー
24: ◆TPk5R1h7Ng[saga]
2016/06/21(火) 00:32:40.85 ID:sb64dYF/o
●げんじつ
ユズ「ミラって何ッスか?」
カライモン「この場合…くじら座のミラの事だろうね。人類が最初に発見した変光星で―――」
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