18: ◆TPk5R1h7Ng[saga]
2016/06/20(月) 01:07:59.51 ID:m7uOCMAko
●こうちく
レミ「えっ………ちょっ…な、何やってんの!?」
ハル「成程…その手がありましたか」
ユズ「その手って何なんッスか!?」
カライモン「毎度の事ながら……よくもまぁ、こんな荒業を実行に移す気になる物だね…」
俺「仕方無ぇだろ…これ以外の方法が無かったんだからよぉ」
辛うじて…本当にギリギリの所で踏み止まり、俺は自身の存在を保つ事が出来た。
ユズ「だから、一体何をどうして助かったんッスか!?」
カライモン「ディメンションスレイヤーで書き換えたのだよ。自分自身の頭を…攻撃を食らっていない状態にね」
レミ「それって……え?つまり…自分で自分を…………あ、ゴメン。今の無し!!」
俺「あー…その辺りは自分でも判っててやった事だから気にすんな。ってーかむしろ問題なのは…これで大分消耗しちまった事の方なんだが…」
カライモン「その消耗を見越した上での攻撃…だったのかも知れないね。どちらにせよ、これ以上ディメンションスレイヤーを用いる事は出来なそうだ」
俺「面目無ぇ…」
ハル「だったら、後は私が。ライトブリンガーの火力なら、残りも倒し切れると思います」
カライモン「そうだね、それも一つの方法ではあるが…止めを刺し切れず、耐性だけ付けられた時の事を考えると…」
ハル「まだ温存しておくべき…ですか?でも、現状をどうにかしなければその先もありませんよ」
カライモン「まぁ、目の前の虚獣に関しては…奥の手が無い訳でも無い」
俺「って…だったら俺一人に戦わせてないで、勿体ぶらずにそれを使ってくれよ!」
カライモン「そうだな。キミがこんなにも早く戦闘不能になるとは思って居なかった…君一人で何とか出来ると思った私の判断ミスだ」
俺「ぐっ………」
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