15: ◆TPk5R1h7Ng[saga]
2016/06/20(月) 00:14:07.29 ID:m7uOCMAko
●おうたい
カライモン「しかし驚いたよ。ディメンションスレイヤーであれば、耐性を持たれないと思って居たが…まさか、こんな方法で対応して来るとはね」
俺「…どう言う事だ?何をしたんだ?ってそもそも、俺は何をされたんだ!?」
カライモン「焦る気持ちは判らないでも無いが…説明は一つずつにしてくれ給え。まずは君が何をされたかについてだが……これは比較的単純だ」
俺「いや………何がどう単純なのかを教えてくれよ」
カライモン「虚獣は、ディメンションスレイヤーに対して耐性を付ける事は出来ない。これは判っている事だろう?」
俺「あぁ、そうだ…実際にやって見せた通りな」
カライモン「だから…ディメンションスレイヤーを無効化するために、まず君に適応して対策を打ったらしい」
俺「………は?対策だって?どうやってだ!?」
カライモン「まず…ディメンションスレイヤーの行使は、君の認識を前提に成り立っている。これは判るね?」
俺「あぁ…判ってる」
カライモン「ならば、逆に…君がディメンションスレイヤーを使えない状況だと、自らを誤認したならば……」
俺「はっ………」
カライモン「さぁ、後は言わずとも判るだろう?」
俺「そうか……腕を失ったと思い込まされた事で、ディメンションスレイヤーを封じられて居たって事か!!」
カライモン「その通り。正確に言えば、ディメンションスレイヤーだけでは無く…加速空間に停滞空間………」
俺「………」
カライモン「果ては、再生以外の手段…代替部位の生成に至るまで。思考が回らないよう、干渉されていたようだね」
俺「そうか…そうだよな。言われてみりゃぁ、幾らでも方法はあったんじゃ無ぇかよ!!あ…でも待てよ?」
カライモン「ん?どうしたのだね?」
俺「話は戻るんだが…そんな状態から、俺はどうやって戻る事が出来たんだ?」
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