キスショット「これも、また、戯言か」
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245:名無しNIPPER[sage saga]
2016/12/26(月) 01:49:44.05 ID:znhwGlXXo

「!」

 ドラマツルギーは左脚でぼくを蹴り、身体を宙に浮かした。十メートルほど、ぼくは吹っ飛ぶ。

以下略 AAS



246:名無しNIPPER[sage saga]
2016/12/26(月) 01:51:40.22 ID:znhwGlXXo

 構えは取らない。カウンターは無理だ。あの攻撃速度では対応できない。ならばぼくに

できることはといえば、ドラマツルギーの攻撃を全力でかわすことだけだった。

以下略 AAS



247:名無しNIPPER[sage saga]
2016/12/26(月) 01:53:03.09 ID:znhwGlXXo

「ふっ!」

 今度ははっきりと「ゴキコキゴキガキッ」と音がした。無理な体勢でぼくの拳を避けるために、

以下略 AAS



248:名無しNIPPER[sage saga]
2016/12/26(月) 01:55:11.01 ID:znhwGlXXo

 ドラマツルギーはまだ全然全力ではなかったらしい。勧誘する都合上、武器を相手に

見せないために腕をそのままにしていただけということか。

以下略 AAS



249:名無しNIPPER[sage saga]
2016/12/26(月) 01:55:48.60 ID:znhwGlXXo

「やるしかないよな」

 ドラマツルギーを、もう一度見据える。

以下略 AAS



250:名無しNIPPER[sage saga]
2016/12/26(月) 01:57:53.78 ID:znhwGlXXo

 ドラマツルギーが、飛び込んでくる。右の大剣がぼくの左肩から右脇腹にかけて裂こうとする。

ぼくは、それを後ろに二歩下がってぎりぎりでかわす。続いて左の大剣を身体の中心を

以下略 AAS



251:名無しNIPPER[sage saga]
2016/12/26(月) 01:59:34.49 ID:znhwGlXXo

「くっ」

 覚悟を決める。被害を最小限に食い止めるため腰を曲げたまま、足だけをまっすぐにする。

以下略 AAS



252:名無しNIPPER[sage saga]
2016/12/26(月) 02:05:31.83 ID:znhwGlXXo

 思わず、ゾッとする――不意打ちであんな蹴りをかまされて、まともに食らっていたら、

ぼくの身体はどうなっていたことか。いや、ぼくの身体はどうでもいい。問題は逆立ち状態で、

以下略 AAS



253:名無しNIPPER[sage saga]
2016/12/26(月) 02:07:13.94 ID:znhwGlXXo

 ふたたび、いや、もう何度目か、ドラマツルギーが突っ込んでくる。避けながら、食らい

ながらでもいい、考えろ。

以下略 AAS



254:名無しNIPPER[sage saga]
2016/12/26(月) 02:08:14.38 ID:znhwGlXXo

 そうだ。相手は吸血鬼だ。両腕を、そのまま剣にしてしまうような、埒外の存在だ。

 そして、ぼくも吸血鬼。斬られても斬られても復活するような、そんな規格外。

以下略 AAS



255:名無しNIPPER[sage]
2016/12/26(月) 02:12:19.47 ID:znhwGlXXo

 ひるむな。恐れるな。今はぼくが有利なのだ。

「はっ!」

以下略 AAS



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