250:名無しNIPPER[sage saga]
2016/12/26(月) 01:57:53.78 ID:znhwGlXXo
ドラマツルギーが、飛び込んでくる。右の大剣がぼくの左肩から右脇腹にかけて裂こうとする。
ぼくは、それを後ろに二歩下がってぎりぎりでかわす。続いて左の大剣を身体の中心を
突きさすように前に出す。そんなことをすれば折れてしまいそうなものだが、元はドラマツルギーの
身体だ。たやすくぼくの身体に穴をあけるだろう。食らうわけにはいかない。今度はそれを右にかわす。
それを見て、ドラマツルギーは左腕の軌道を変え、水平に振るうようにしてきた。ぼくはそれを
かがんで避ける。ドラマツルギーはその勢いをそのままに回転するように右腕を振るう。
かかんだ体勢のぼくは飛んで――ダメだ! 空中に逃げてはその後の連撃をまともに食らう!
ここはおとなしく斬られる以外の道はない!
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