魔王「死ぬまで、お前を離さない」 天使「やめ、て」
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36: ◆OkIOr5cb.o[saga]
2015/09/22(火) 01:10:23.57 ID:SFw0ZPMn0

+++++++


翌朝
以下略 AAS



37: ◆OkIOr5cb.o[saga]
2015/09/22(火) 01:11:18.65 ID:SFw0ZPMn0

近衛「……その、若君。そろそろ奥殿にお渡りになりませぬか」

魔王「ふむ、今日は謁見の儀であったか」

以下略 AAS



38: ◆OkIOr5cb.o[saga]
2015/09/22(火) 01:12:02.24 ID:SFw0ZPMn0

魔王「…おい」


気がつくと、頭の中までも覗き込みそうな鋭い視線が向けられていた。
以下略 AAS



39: ◆OkIOr5cb.o[saga]
2015/09/22(火) 01:12:45.91 ID:SFw0ZPMn0

魔王「ああ、許そうとも。俺は今、非常に機嫌がいいからな」

近衛「……改めて、魔王陛下。本日の謁見の儀には、竜王殿もお召しになっていた筈。あまり彼女の機嫌を損ねるのは、厄介かと」

以下略 AAS



40: ◆OkIOr5cb.o[saga]
2015/09/22(火) 01:13:43.97 ID:SFw0ZPMn0

近衛「魔王陛下!? そのような事をなさっては、大混乱になります!」


魔王「何、余興よ。ここまで天使を運んだ御車があったろう。あれから馬を放して、誰かに担がせればよい」
以下略 AAS



41: ◆OkIOr5cb.o[saga]
2015/09/22(火) 01:14:33.69 ID:SFw0ZPMn0

――――――――――――――――

正殿― 

以下略 AAS



42: ◆OkIOr5cb.o[saga]
2015/09/22(火) 01:15:17.36 ID:SFw0ZPMn0

獣王「魔王サマ… 先ほド運ばれてきタ、こノ 御簾車ハ…」

魔王「うむ、これか。俺が寵愛している者だよ、皆にも紹介しようと思ってな…」ニヤ

以下略 AAS



43: ◆OkIOr5cb.o[saga]
2015/09/22(火) 01:16:59.13 ID:SFw0ZPMn0

竜王「魔王殿!」ビタン!

魔王「……ちっ。犬猫を見習って、尾を振るのは機嫌のよい時だけにしてはどうだ。さすれば多少の可愛げもあろう」

以下略 AAS



44: ◆OkIOr5cb.o[saga]
2015/09/22(火) 01:42:41.94 ID:SFw0ZPMn0

魔王「亀姫」

亀姫「ご機嫌麗しゅう、魔王陛下。お召しによりまして参上仕りましてございまする」

以下略 AAS



45: ◆OkIOr5cb.o[saga]
2015/09/22(火) 01:43:14.46 ID:SFw0ZPMn0

亀姫はそう言うと、ゆたりとした仕草で扇を広げなおし顔を覆った。
それはいかにも淑女の貞節といった風情で、普通であれば見惚れる者すらいただろう。

だが、続けられた言葉はあまりにもはっきりとした抑揚と嫌悪感を持っていた。
以下略 AAS



46: ◆OkIOr5cb.o[saga]
2015/09/22(火) 01:43:47.85 ID:SFw0ZPMn0

亀姫「やはり…。何故このような事を」

魔王「先程言ったとおり、皆に紹介しようとおもってな」

以下略 AAS



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