魔王「死ぬまで、お前を離さない」 天使「やめ、て」
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43: ◆OkIOr5cb.o[saga]
2015/09/22(火) 01:16:59.13 ID:SFw0ZPMn0

竜王「魔王殿!」ビタン!

魔王「……ちっ。犬猫を見習って、尾を振るのは機嫌のよい時だけにしてはどうだ。さすれば多少の可愛げもあろう」

竜王「ならば冗句を言うのも、機嫌のよい時だけにするのじゃな!」

魔王「鱗を立てるな。竜王ともあろう者が、何をそんなに荒らぶるのか」

竜王「〜〜〜〜っ」ワナワナ


亀姫「うふふ。大婆様、どうぞ御鎮まりくださいませな。それに、ほら。私達はまだ、魔王陛下にご挨拶もしておりませぬ」


牙を剝いて噛み付きそうな竜王をたしなめたのは、扇で顔を隠した一人の女性だった。
青漆に染め上げられた打ち掛けを引き着にしており、艶やかな印象は顔を覆っても隠しきれないほど。
だが、その声もまた、心なしか怒気を含んでいる。




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