魔王「死ぬまで、お前を離さない」 天使「やめ、て」
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42: ◆OkIOr5cb.o[saga]
2015/09/22(火) 01:15:17.36 ID:SFw0ZPMn0

獣王「魔王サマ… 先ほド運ばれてきタ、こノ 御簾車ハ…」

魔王「うむ、これか。俺が寵愛している者だよ、皆にも紹介しようと思ってな…」ニヤ


天使「―――っ」ガクガク…ブルブル…


獣王「クンクン… 匂イ、しなイ」

魔王「ほう? 獣王の鼻にも届かないか。急造した結界だが、上手く機能しているようだ」


体躯だけならば魔王よりも数倍も大きい獅子の姿をした獣王。
彼は魔王のその愛しそうな口調を怪訝に思いながらも、御簾車の傍へと近づき嗅ぎ始めていた。


天使「―――ひっ」

獣王「……?」


嗅覚を頼りに敵を判断する獣王にとって、完全に無臭であるそれは「モノ」と代わらない。
従って、なんの危機感も恐れも持つことも無い。

だが、その他の者にとっては――




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