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とあるバイセクシャルのチラ裏戦記5:30代の一歩
- 396 : ◆ijxboO81y6 [sage saga]:2016/12/13(火) 23:50:30.38 ID:PKKGQ2fx0
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こんな格好のまま放置されて、それでも姿勢を崩しちゃいけない気がして固まっていると、すぐにCが戻ってきた。
「ほら」
「え?」
Cは私の両手首をつかんで背中のほうへ引き上げるように腕を束ねて、バスローブの紐で縛り始めた。
「ちょっ、なに」
「だってさ、こうしないと隠しちゃうじゃない」
出来の悪い生徒を優しくたしなめるような声。
「だってって……」といいかけて持ち上がった顔がベッドに押し付けられる。同時に口の中に指が無理やり入ってきて黙らされる。さして大きくもないCの手がとても大きく感じる。乱暴なようで柔らかく動く指に、また舌の奥から甘苦い快感が這い上がってくる。
「ん……」
汗ばんだ顔に髪がはりついて気持ち悪い。
私を黙らせたのち、また、Cは私の膝をトントンと小突いたり、骨盤のあたりに手をかけたりしながら、望むように私の脚を開かせて、お尻を高くあげさせる。やがて、満足がいく姿勢に仕上がったのか、「ほら」と言われることも、小突かれることもなくなった。
かわりに、後ろからじっくり眺めているような視線を感じる。Cの姿は視界に入らなかったけれど、腕組んで鑑賞してたんじゃないだろうか。
少しの沈黙のあと
「すごい、びしょびしょだぁ」と、かすかに甘えるような声が聞こえてきた。
思わず恥ずかしくなって身じろぐと「動いちゃダメだってば」とまた拗ねるような声で注意される。
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