不思議な女の子と、クリスマスイブを一緒に過ごした話。
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2:名無しNIPPER[saga]
2024/09/25(水) 23:25:28.93 ID:zGU0K/8Z0

わたしが彼女と話したのは、
ちょっとしたきっかけだった。
期末テストが終わりを迎えて、
年内の登校も残り二週間に迫っていた。
以下略 AAS



3:名無しNIPPER[saga]
2024/09/25(水) 23:31:58.95 ID:zGU0K/8Z0

「うちのクラスで、冬期講習の
プリント作成を手伝ってほしい」と担任は言った。
誰も立候補しようとする奴はいなかった。
もちろんわたしだってそうだ。
以下略 AAS



4:名無しNIPPER[saga]
2024/09/25(水) 23:33:34.45 ID:zGU0K/8Z0

「立候補はふたりか。終礼後残ってもらえるか」
担任の言葉に、わたしは窓際の席へと視線を送る。

カオナシは、わたしの方を見ることもなく、
以下略 AAS



5:名無しNIPPER[saga]
2024/09/25(水) 23:36:54.92 ID:zGU0K/8Z0

中学に進学して、いつの間にかイジメを受けていた。
内容は、そこまで苛烈なものではなかった。

わたしの言うことは無視されたり、
以下略 AAS



6:名無しNIPPER[saga]
2024/09/25(水) 23:37:45.07 ID:zGU0K/8Z0

わたしは、担任から渡されたプリントの山を一瞥した。

机に積まれたそれらは、おおよそ一時間もあれば終わる量だった。

以下略 AAS



7:名無しNIPPER[saga]
2024/09/25(水) 23:39:41.08 ID:zGU0K/8Z0

教室にふたりきり取り残されたわたし達は、
しばらくしてすぐに書類の整理を始めた。

雑多に並べられたプリントを数字の順番にならべて、
以下略 AAS



8:名無しNIPPER[saga]
2024/09/25(水) 23:44:46.47 ID:zGU0K/8Z0

「ねえ。どうして手を挙げたの?」と彼女は言った。

「え?」
わたしは思わずワンテンポ遅れて返事をした。
以下略 AAS



9:名無しNIPPER[saga]
2024/09/25(水) 23:52:51.86 ID:zGU0K/8Z0

「早く終わらせたかっただけだよ」とわたしは答えた。

「終礼を?」

以下略 AAS



10:名無しNIPPER[saga]
2024/09/25(水) 23:55:33.99 ID:zGU0K/8Z0

「そっちは?」とわたしは何気なく訊いた。
どうしてそんな風に話しかけたのか、
自分でも理解は出来なかった。

以下略 AAS



11:名無しNIPPER[saga]
2024/09/25(水) 23:58:33.91 ID:zGU0K/8Z0

「んー。どうしてだと思う?」

「なにそれ? 自分のことでしょ」

以下略 AAS



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