不思議な女の子と、クリスマスイブを一緒に過ごした話。
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15:名無しNIPPER[saga]
2024/09/26(木) 00:01:27.71 ID:rKG8UjHE0

「ねえ。冬休みは何するの?」
彼女は垂れ下がったきれいな髪を耳にかける。

「さあ。寝て起きて、たぶんそれだけ」
以下略 AAS



16:名無しNIPPER[saga]
2024/09/26(木) 00:01:56.94 ID:rKG8UjHE0

だけど、そんなことに怒る素振りもなく、
なぜだかうれしそうな顔をした彼女は、
しばらくして、くふふと笑いはじめた。

以下略 AAS



17:名無しNIPPER[saga]
2024/09/26(木) 00:03:24.47 ID:rKG8UjHE0

それからしばらく他愛ない会話をしているうちに、
いつの間にか、書類の山はすべて片付いていた。

「さて。雑用も終わったことだし、先生に渡してこようか」
以下略 AAS



18:名無しNIPPER[saga]
2024/09/26(木) 00:04:03.71 ID:rKG8UjHE0

わたし達はそのまま教室を出て、職員室に足を運んだ。
プリントを提出した後は、下駄箱で「おわかれ」の挨拶をした。

「それじゃ、また明日」
以下略 AAS



19:名無しNIPPER[saga]
2024/09/26(木) 00:05:34.69 ID:rKG8UjHE0
一旦ここまで。もうすこしつづきます・・・


20:名無しNIPPER[saga]
2024/09/28(土) 09:41:56.48 ID:tn6qKCSu0

次の日から、彼女は教室で、わたしに話しかけるようになった。

「ちひろ。次の移動教室、いっしょにいこうよ」

以下略 AAS



21:名無しNIPPER[saga]
2024/09/28(土) 09:58:25.84 ID:tn6qKCSu0

「ねえ。わたしたちって友達に見えるのかな」

「なにそれ?」
彼女は廊下でちいさく伸びをしている。
以下略 AAS



22:名無しNIPPER[saga]
2024/09/28(土) 09:59:01.90 ID:tn6qKCSu0

その日、わたし達に話しかけてくる者は
ひとりもいなかった。

こんなにも静かな平日は、とても久しぶりに思えた。
以下略 AAS



23:名無しNIPPER[saga]
2024/09/28(土) 10:05:33.87 ID:tn6qKCSu0

「もしかして、迷惑だった?」と彼女は言った。
帰り道のバス停には、わたし達以外は誰もいない。

「なにが?」
以下略 AAS



24:名無しNIPPER[saga]
2024/09/28(土) 10:07:57.66 ID:tn6qKCSu0

「じゃあみんなは、私が怖いからちひろに近寄らなかったんだ」

「そうみたいだね」とわたしは言った。

以下略 AAS



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