不思議な女の子と、クリスマスイブを一緒に過ごした話。
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15:名無しNIPPER[saga]
2024/09/26(木) 00:01:27.71 ID:rKG8UjHE0

「ねえ。冬休みは何するの?」
彼女は垂れ下がったきれいな髪を耳にかける。

「さあ。寝て起きて、たぶんそれだけ」

「つまんないね」

「うん」

「でも、一緒だ。私もそう、それだけだよ」

「……友達、いなさそうだもんね」

「え?」

わたしは思わず自分の口をおさえた。





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