映画の脚本を書いて、ひとりの女の子と出会った話。
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56:名無しNIPPER[saga]
2024/08/16(金) 14:58:46.42 ID:mJTsWdVB0

渋谷の飲み屋で待ち合わせをしてたら
懐かしい顔ばかりがやってきたけれど、
くだらない話をしてるうちに
すぐに打ち解けることが出来たな。
以下略 AAS



57:名無しNIPPER[saga]
2024/08/16(金) 15:01:05.43 ID:mJTsWdVB0

俺以外にも久しぶりに会う奴らが多かったみたいで、
ヒツジの周りにはたくさんの人が集まっていたんだ。

「すげー綺麗になったよな」
以下略 AAS



58:名無しNIPPER[saga]
2024/08/16(金) 15:04:04.20 ID:mJTsWdVB0

いったん飲み会が終わって、
各々が二次会に足を伸ばそうとしていた。

俺もそれにならって次の場所に向かおうとしたんだが、
以下略 AAS



59:名無しNIPPER[saga]
2024/08/16(金) 15:05:30.41 ID:mJTsWdVB0

「ああ、久しぶり」
ようやく絞り出した声はどこか上ずっていた。

「もしかして、怒ってませんでした?」
以下略 AAS



60:名無しNIPPER[saga]
2024/08/16(金) 15:12:29.84 ID:mJTsWdVB0

「二次会にはいかないのか?」

「ええ、明日も撮影があるので」

以下略 AAS



61:名無しNIPPER[saga]
2024/08/16(金) 15:22:10.99 ID:mJTsWdVB0

夜道を歩くその距離は、ちょうど一人分の隙間があった。
俺はなにやら夢見心地のような気分だった。

「そういえば、明日は撮影って言ってたな」
以下略 AAS



62:名無しNIPPER[saga]
2024/08/16(金) 15:24:44.42 ID:mJTsWdVB0

「わたしがいなくなって、寂しかったですか?」

「はぐらかすなよ」

以下略 AAS



63:名無しNIPPER[saga]
2024/08/16(金) 15:28:43.93 ID:mJTsWdVB0

「俺に?」

「そうです」彼女はちいさく頷いた

以下略 AAS



64:名無しNIPPER[saga]
2024/08/16(金) 15:31:48.21 ID:mJTsWdVB0

それから俺たちはコンビニで酒を買い、
公園のブランコで、ささやかな二次会をすることにした。

はじめはお互いに探り合うような会話をしていたけれど、
以下略 AAS



65:名無しNIPPER[saga]
2024/08/16(金) 15:36:43.01 ID:mJTsWdVB0

「ちゃんとした女優になるまで、
 先輩とは会わないつもりだったんです」

「それはどうして?」
以下略 AAS



66:名無しNIPPER[saga]
2024/08/16(金) 15:42:11.39 ID:mJTsWdVB0

「もう、脚本は書いていないんですか?」

「そうだな」

以下略 AAS



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