映画の脚本を書いて、ひとりの女の子と出会った話。
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63:名無しNIPPER[saga]
2024/08/16(金) 15:28:43.93 ID:mJTsWdVB0

「俺に?」

「そうです」彼女はちいさく頷いた

どうして、という言葉を飲み込んで
「俺もだよ」とこたえた。

「本当ですか?」彼女は不安そうな声でそう言った

「嘘を言ってどうするんだよ」

「たしかに、そうですよね」
ヒツジはやけにおかしそうに笑っていた。




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