170: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2022/12/21(水) 15:05:33.16 ID:/nLmInIK0
ぽつりぽつりと喋り始めた。
エマ「……彼方ちゃんも」
171: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2022/12/21(水) 15:06:26.74 ID:/nLmInIK0
エマ「……行くときは……一言言ってくれるって……約束したのに……」
彼方「エマちゃん……」
172: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2022/12/21(水) 15:07:46.72 ID:/nLmInIK0
そう約束して、わたしもエマちゃんの部屋からお暇するのだった。
173: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2022/12/21(水) 15:08:38.06 ID:/nLmInIK0
🎹 🎹 🎹
174: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2022/12/21(水) 15:09:27.56 ID:/nLmInIK0
「ウ、ウォーー…!!!!」
侑「ウォーグル!! 負けないで!!」
かすみ「ヤブクロン!! “アシッドボム”!」
175: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2022/12/21(水) 15:10:06.75 ID:/nLmInIK0
かすみ「ちょ、サニーゴ!? なんですか、あのねばねばして気持ち悪いの!?」
侑「あれは“タールショット”だよ……! ねばねばしてて、よく燃える液体……!」
176: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2022/12/21(水) 15:10:47.81 ID:/nLmInIK0
猛スピードで走るセキタンザンの足元を“ドラゴンテール”で薙ぎ払った。
走っている真っ最中に足払いを食らったセキタンザンは前方に向かってすっ転ぶ。
177: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2022/12/21(水) 15:11:41.29 ID:/nLmInIK0
かすみ「ありがとうございます……。……それにしても……ここの野生ポケモン……強いですねぇ……」
侑「ホントに……」
178: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2022/12/21(水) 15:12:28.62 ID:/nLmInIK0
海未「本日は、菜々さんについて……ご説明しなくてはいけないことがあって、参りました」
菜々母「菜々の……?」
179: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2022/12/21(水) 15:13:12.09 ID:/nLmInIK0
菜々母「あなた……大丈夫……?」
菜々父「……あ……あぁ……」
180: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2022/12/21(水) 15:13:56.93 ID:/nLmInIK0
真姫は菜々の母親の言葉に驚いたように目を見開く。
菜々母「私は……私たちは……菜々のことを全然見ていなかった……。……私たちには戦う力がありません。……だから、こんなことになってしまった今、菜々にしてあげられることは何もない、ただ待つことしか出来ない。……だけど……せめて……あの子が心の底から大事に思っていたものを、大好きだと思っていたものを……ちゃんと見ないといけないんじゃないかって……そう思ったんです。今更、遅いのかもしれませんが……」
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