443: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2022/11/18(金) 14:28:19.47 ID:/fdwqF8y0
しずく『こうして、ロトムは──わたしの友達は、改めてこの家に迎えられることになりました。どうやら、ロトムは……わたしが持ち込んだ教科書や好きな本を見て、言葉を覚えていたらしい。パパも驚いていたけど……それ以外には考えられないって言っていたわ。世界には……稀に人の言葉を扱えるようになるポケモンがいるらしく、嘘か真か……ニャースが言葉を喋るなんてことがあったりなかったりするとか、そんなことも言ってたかな。……まあ、そんなことは置いておいて。……わたしはこうして、大切な友達と離れ離れにならずに済んだのでした』
しずく「──あれから、何年も経ってしまったと思います。……それでも、鞠莉さんにとって、ロトムは今も大切な友達なんじゃないですか? あのときの気持ちが消えてなくなったりなんて、してないですよね……?」
444: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2022/11/18(金) 14:29:44.53 ID:/fdwqF8y0
「ロト」
鞠莉「なんのためにポケモンの研究をしているのか……見失うところだったわ。人とポケモンがもっとよりよく付き合っていくために研究しているわたしが、ポケモンの気持ちをないがしろにしちゃいけないわよね……」
果南「ま、たまにはいい薬だったってことだね」
445: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2022/11/18(金) 14:30:54.43 ID:/fdwqF8y0
「…キル」
しずく「このポケモンは……!? キルリア!!」
かすみ「わぁ、可愛い〜!!」
446: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2022/11/18(金) 14:31:49.00 ID:/fdwqF8y0
💧 💧 💧
447: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2022/11/18(金) 14:32:54.80 ID:/fdwqF8y0
>レポート
ここまでの ぼうけんを
レポートに きろくしますか?
448: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2022/11/19(土) 15:44:31.11 ID:tV2B+qbY0
■Chapter022 『再会! ホシゾラシティ!』 【SIDE Yu】
449: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2022/11/19(土) 15:45:25.60 ID:tV2B+qbY0
私たちはお世話になった彼方さんたちと別れて──再び、旅への一歩を踏み出した。
450: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2022/11/19(土) 15:46:17.78 ID:tV2B+qbY0
歩夢が自分のポケモン図鑑を見て小首を傾げながら、図鑑のボタンを押すと、すぐに音が鳴り止む。
歩夢「あ、止まった……」
451: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2022/11/19(土) 15:47:12.43 ID:tV2B+qbY0
歩夢「やっぱり、凛さんもまだ戻ってなかったね」
侑「まあ、わかってたことだから、仕方ないね」
452: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2022/11/19(土) 15:48:12.94 ID:tV2B+qbY0
侑「ポケモンバトル……だね!」
「ブブイ!!」
かすみ「そうですそうです! さっすが侑先輩!」
453: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2022/11/19(土) 15:49:19.20 ID:tV2B+qbY0
相変わらず表情の読めないニャスパー。理由はわからないけど……ドッグランからさらに、ここホシゾラシティまで追いかけて来たらしい。
しずく「付いてきたって、どういうことですか?」
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