448: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2022/11/19(土) 15:44:31.11 ID:tV2B+qbY0
■Chapter022 『再会! ホシゾラシティ!』 【SIDE Yu】
侑・歩夢「「──お世話になりました!」」
早朝のコメコの森の中、二人でお礼を言いながら、頭を下げる。
エマ「もう、行っちゃうんだね……」
彼方「花陽ちゃんが戻ってくるまでゆっくりしてればいいのに〜……」
遥「お姉ちゃん、そんなこと言ったら侑さんたち、行きづらくなっちゃうよ。……私も寂しいけど」
エマさんも彼方さんも遥ちゃんも、名残惜しそうだけど……。
侑「二人で話し合って決めたので……。今は前に進もうと思います」
歩夢「ジムへの再挑戦は、旅の中でもっと強くなってからにしようって……」
侑「もちろん、歩夢と二人でね」
歩夢「うん♪」
リナ『二人ともすっかり仲直りしてくれて、私嬉しい。リナちゃんボード「ハッピー」』 || > ◡ < ||
彼方「まあ、そういうことなら仕方ないか〜……」
彼方さんは、そう言いながら肩を竦める。
侑「彼方さん、本当にありがとうございました。彼方さんのお陰で大切なことに気付くことが出来ました」
彼方「うんうん。これからも、その気持ちを忘れずに頑張るんだよ〜」
侑「はい! 遥ちゃんもいろいろありがとう!」
遥「とんでもないです! この先の旅も、頑張ってくださいね!」
侑「うん!」
私は二人から激励を貰い、感謝の言葉を返す。
エマ「歩夢ちゃん。疲れたときは、またコメコ牧場に来てね♪ いつでも大歓迎だから!」
歩夢「はい! また遊びに行きます!」
エマ「わたし、歩夢ちゃんはきっと、すっごいトレーナーになれると思ってるから……! 応援してるね!」
歩夢「えへへ……ありがとうございます……!」
歩夢もエマさんから激励を受けて、嬉しそうだ。
……さて、いつまでもこうしていたら、別れが名残惜しくて先に進めなくなっちゃう。
侑「穂乃果さんと千歌さんに、よろしく伝えておいてください」
彼方「うん、わかった〜。伝えておくよ〜」
結局、私が滞在している間、千歌さんは帰ってこなかったし、穂乃果さんは今日も今日とて、朝からロッジを空けていた。
二人とも忙しくて、しっかりとお話が出来たわけじゃないけど……チャンピオンたちと出会ったということ自体が良い刺激になったと思う。
侑「それじゃ、行こうか! 歩夢! リナちゃん!」
「ブイブイ」
歩夢「うん!」
リナ『次の目的地に向けて出発進行〜!』 ||,,> 𝅎 <,,||
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