侑「ポケットモンスター虹ヶ咲!」
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449: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2022/11/19(土) 15:45:25.60 ID:tV2B+qbY0

私たちはお世話になった彼方さんたちと別れて──再び、旅への一歩を踏み出した。





    🎹    🎹    🎹





明るいうちに進むコメコの森はすごく歩きやすく、1時間もしないうちに森を抜けることが出来た。

森を抜け、3番道路を抜けた先に──


侑「……ホシゾラシティだ!」
 「ブブイ〜」

歩夢「うん!」


新たな町が広がっていた。


リナ『ホシゾラシティは北の流星山、南のスルガ海、西のコメコの森、東のスタービーチに囲まれた、自然の町だよ』 || ╹ 𝅎 ╹ ||

歩夢「確か……石材の切り出しとか加工をやってる町なんだっけ?」

リナ『うん。ここで切り出されて加工された石材は、オトノキ地方中に出荷されてくんだよ』 || ╹ ◡ ╹ ||


どうやら、コメコに続いて、この町も自然産業の町のようだ。

確かにリナちゃんや歩夢が言うとおり、町のところどころに切り出された石材が並べられている。

自然の町だけど、コメコシティとは雰囲気が全然違い、新しい町にやってきたんだという実感が湧いてくる。


リナ『そういえば二人とも、この後はどうするの?』 || ╹ᇫ╹ ||

侑「あー……どうしようか」
 「ブイ?」


ホシゾラシティにもポケモンジムはあるけど……今朝の時点で花陽さんが帰ってきていなかったということは、たぶん凛さんもまだジムを空けたままな気がするけど……。


侑「……とりあえず、一度ジムに行ってみようか。今挑戦するかはともかくとして、もし戻ってきてるなら凛さんに挨拶くらいしたいし。歩夢もそれでいい?」

歩夢「うん。それじゃ、ジムに行ってみよっか」

リナ『わかった。じゃあ、ジムへの道案内を始めるね』 || ╹ ◡ ╹ ||

侑「よろしくね、リナちゃん」


リナちゃんの案内に従って、私たちはホシゾラジムを目指すことにする。

──町中を歩くこと数分。ジムまではさほど掛からずに辿り着く。


リナ『──あそこにあるのがホシゾラジムだよ』 || > ◡ < ||


リナちゃんの言うとおり、いかにもポケモンジムらしい建物が見えてくる。

そのとき突然、歩夢の方から──pipipipipi!! と音が聞こえてくる。


侑「? 何の音?」

歩夢「え?」


どうやら、音は歩夢の上着のポケットから鳴っているようだった。

歩夢がポケットに手を入れると──


歩夢「ポケモン図鑑が鳴ってる……?」──pipipipipipipi!!!



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