451: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2022/11/19(土) 15:47:12.43 ID:tV2B+qbY0
歩夢「やっぱり、凛さんもまだ戻ってなかったね」
侑「まあ、わかってたことだから、仕方ないね」
となると、次は私たちもウチウラシティ方面かな……などと考えていると、
リナ『……侑さん、そろそろこの二人のこと紹介して欲しい』 || ╹ᇫ╹ ||
私の目の前にリナちゃんが下りてくる。
侑「ああ、ごめんね。そういえばリナちゃんはまだ会ったことなかったね。この二人はかすみちゃんとしずくちゃん。歩夢と一緒に図鑑を貰った子たちだよ」
リナ『なるほど。一緒に旅に出たお友達なんだね』 ||,,> ◡ <,,||
かすみ「あれれ? 侑先輩の図鑑もロトム図鑑だったんですか?」
侑「かすみちゃん、ロトム図鑑のこと知ってるの?」
しずく「実は私たち、いろいろあって、少しの間ですが、ロトム図鑑と一緒に旅をしていたんですよ」
歩夢「そうだったんだ。今はもういないの?」
しずく「はい、もともと私のロトムではなかったので……持ち主にお返ししました」
事情はよくわからないけど、ロトム図鑑のことを知っているなら話が早い。
……リナちゃんは実はロトム図鑑じゃないから、言う前にロトム図鑑だと納得してくれるならそれに越したことはない。変に誤魔化さないで済むしね。
リナ『かすみちゃん、しずくちゃん、初めまして。私はロトム図鑑のリナって言います』 || > ◡ < ||
かすみ「こっちのロトム図鑑はニックネームが付いてるんですね! じゃあ、リナ子だね! よろしく!」
しずく「また勝手にあだ名付けて……。よろしくね、リナさん」
リナ『よろしくね、二人とも』 || ╹ ◡ ╹ ||
挨拶もそこそこに。
歩夢「とりあえず、ジム戦は出来なさそうだし……どこか落ち着ける場所に移動しない?」
しずく「そうですね! お互い、積もる話もあるでしょうし……! 近くに落ち着いた感じのカフェがあったので、そこはどうでしょうか?」
歩夢「わぁ! いいかも! 行こう行こう♪」
歩夢としずくちゃんが、ガーリーな会話をしながら盛り上がっている。
まあ、一旦腰を落ち着けて話したいのは確かだよね。
侑「私たちも行こうか、かすみちゃん」
歩夢たちに倣って、カフェに行こうとした、そのとき、
かすみ「ちょーーーっと待ってください!!」
かすみちゃんが大きな声をあげながら、私たちを制止する。
しずく「何? かすみさん、カフェに行かないなら置いてっちゃうよ?」
かすみ「カフェには行く! でも、その前にやることがあるでしょ!」
歩夢「やること……?」
かすみ「ここにはポケモントレーナーが4人もいるんですよ! ポケモントレーナー同士、目が合ったらやることは1つじゃないですか!!」
なるほど、そういうことか。
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