420: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2022/11/17(木) 15:47:11.41 ID:pCSsxJZL0
目線を合わせようと、腰をかがめた瞬間──2匹はカッと眩い光を放ち始めた。
しずく「!?」
421: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2022/11/17(木) 15:51:42.13 ID:pCSsxJZL0
鞠莉「あとで捕まえて図鑑から追い出すから……それまでは待っててもらえるかしら? ……お詫びと言ってはなんだけど、研究所内を好きに見てもらっていて構わないから」
かすみ「え、いいんですか!?」
422: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2022/11/17(木) 15:55:24.69 ID:pCSsxJZL0
💧 💧 💧
423: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2022/11/17(木) 16:00:35.23 ID:pCSsxJZL0
かすみ「ロトム、こっちにいなかった!? 今、ロトムの声が聞こえたんだけど!」
しずく「ああ、うん。海の方に飛んでいっちゃった」
424: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2022/11/17(木) 16:03:05.31 ID:pCSsxJZL0
女性は首を傾げる。
かすみ「かすみんはかすみんです!! かすみんちゃんじゃありません!!」
425: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2022/11/17(木) 16:04:45.69 ID:pCSsxJZL0
果南「ロトム、どうしてそんなことしたの?」
「ロト…」
426: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2022/11/17(木) 16:07:30.32 ID:pCSsxJZL0
私にとってのマネネ、かすみさんにとってのゾロアと同じような、昔からの友達のポケモンということらしい。
果南「ただ、最近はケンカしてばっかだったからね。……付き合いが長すぎて逆にって感じかな。昔はロトムと一緒にイタズラしてばっかりで、鞠莉のご両親も手を焼いてたくらいなのになぁ……」
427: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2022/11/17(木) 16:09:52.49 ID:pCSsxJZL0
人の言葉を解すポケモンは確かに存在する。ラプラスなんかは有名だし、それこそロトムも人の生活に密接故、頭の良いポケモンに数えられるだろう。
とはいえ、人語を完全に理解するのは普通のことじゃない。
428: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2022/11/17(木) 16:13:18.41 ID:pCSsxJZL0
なんだか、それもわかる気がした。
小さい頃大好きで毎日抱きしめて寝ていたぬいぐるみも、気付けばベッドの隅にあるインテリアになってしまったり。
429: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2022/11/17(木) 16:17:41.32 ID:pCSsxJZL0
かすみ「しず子、何か手伝えることある?」
しずく「うぅん、大丈夫だよ。かすみさんは先に寝ちゃってて?」
430: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2022/11/17(木) 16:18:22.49 ID:pCSsxJZL0
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