202: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2022/11/07(月) 12:45:35.72 ID:HEs2RhQZ0
しずく「私の気のせいじゃなければ……会場の照明の位置から、どこに立てばキュウコンの毛並みが最も綺麗に輝くかを計算しながら演技をしていた……」
かすみ「え、う、うそ……?」
203: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2022/11/07(月) 12:46:53.29 ID:HEs2RhQZ0
果林「さっきは会場を教えてくれてありがとう。お陰で助かったわ」
しずく「あ、あの!!」
204: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2022/11/07(月) 12:47:32.78 ID:HEs2RhQZ0
思わぬ激励を貰って、胸がドキドキする。
最後にさっきの女の子から、さらに強い視線を背中に受けた気がするけど……なんだか、どうでもよくなってしまった。
205: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2022/11/07(月) 12:48:37.94 ID:HEs2RhQZ0
>レポート
ここまでの ぼうけんを
レポートに きろくしますか?
206: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2022/11/08(火) 14:22:50.08 ID:YYNh6Lpr0
■Chapter011 『フソウエレクトリカルパニック』 【SIDE Shizuku】
207: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2022/11/08(火) 14:24:17.12 ID:YYNh6Lpr0
元気に鳴く2匹。そして、すでにボールから出て私の肩に乗っていたメッソンが──スゥッと姿を現して、
「メソッ」
208: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2022/11/08(火) 14:27:03.87 ID:YYNh6Lpr0
おじさんに手をふりふりしながら、『アーボわなげ』の屋台を通り過ぎる。
なんだかこうしていると、人気者になったみたいで気分がいいですね!
209: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2022/11/08(火) 14:27:51.33 ID:YYNh6Lpr0
👑 👑 👑
210: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2022/11/08(火) 14:29:47.46 ID:YYNh6Lpr0
かすみ「釣りは忍耐らしいです! 頑張るぞ〜!」
「ガゥガゥ♪」「キャモ」「ザグマ」
211: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2022/11/08(火) 14:32:10.57 ID:YYNh6Lpr0
メッソンは私の肩に乗ると、スゥッと姿を消してしまった。さすがにあの小さい足でずっと歩き続けていたから、疲れたのだろう。
「マネ…!!」
212: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2022/11/08(火) 14:33:46.20 ID:YYNh6Lpr0
もうないと伝えると、マネネは辺りをキョロキョロしはじめる。いくら見回したところで、もうないものはないんだけど……。
そんなマネネの様子を見て、盗られると思ったのか、
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