ロード・エルメロイU世の事件簿 case.封印種子テスカトリポカ
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21:名無しNIPPER[saga]
2020/09/21(月) 20:43:04.36 ID:amUbMXcr0

「どうかな……正直、あれは異常だ」

 手渡した水を飲んで一息ついた師匠が、ぐったりと疲れ切った声音で呟く。

以下略 AAS



22:名無しNIPPER[saga]
2020/09/21(月) 20:43:49.22 ID:amUbMXcr0

 その問いかけに――

 自分はほとんど即答していた。この密林に入った瞬間から付き纏っていた違和感。考える時間はいくらでもあった為、言語化も容易い。 

以下略 AAS



23:名無しNIPPER[saga]
2020/09/21(月) 20:45:04.08 ID:amUbMXcr0

 パチパチと火が弾ける音だけがしばらく響いていたが、師匠がふと思い立ったように声を上げた。

「そういえば、ミズ・ティガー。君は随分と英語が達者だな」

以下略 AAS



24:名無しNIPPER[saga]
2020/09/21(月) 20:45:45.70 ID:amUbMXcr0

「明日は夜明けと同時に村へ向かうガオ。テントなんかはないけど、寝れそう?」

「いまのコンディションなら、コンクリートの上でも泥の様に眠れそうだ」

以下略 AAS



25:名無しNIPPER[saga]
2020/09/21(月) 20:46:28.45 ID:amUbMXcr0

「師匠――拙は、師匠を守りたいと、そう思います」

「レディ……」

以下略 AAS



26:名無しNIPPER[saga]
2020/09/21(月) 20:47:40.96 ID:amUbMXcr0

 盤外で感動の目の幅涙を流していたティガーが立ち上がる。感極まった声で叫んだ。

「大丈夫! お姉さんがあと5匹くらい取ってきて3匹ずつ食べれるようにしてあげるガオ!」

以下略 AAS



27:名無しNIPPER[saga]
2020/09/21(月) 20:48:27.84 ID:amUbMXcr0

「ティガーさん――」

 そう思って見やると、ティガーは黄色いブロック状のバランス栄養食をもぐもぐと頬張っているところだった。

以下略 AAS



28:名無しNIPPER[saga]
2020/09/21(月) 20:48:59.13 ID:amUbMXcr0
今日はここまで


29:名無しNIPPER[saga]
2020/09/22(火) 20:16:53.96 ID:kGu0y7r00
続きー


30:名無しNIPPER[saga]
2020/09/22(火) 20:17:34.30 ID:kGu0y7r00

 全てが遠ざかり――そして唐突に戻ってくる感覚。

「……ねえ、シンデレラ」

以下略 AAS



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