アイドルと僕
1- 20
27:名無しNIPPER[saga]
2021/05/12(水) 12:55:24.35 ID:AP6Q6JOhO
「あー、まあ、うん。この子」

俺も自分のスマホを操作して、液晶にめうちゃんを映して橘に見せた。値踏みするような目でじっと見て、彼は口を開いた。

「なるほど、何ちゃん?」
以下略 AAS



28:名無しNIPPER[sage]
2021/05/12(水) 13:33:53.87 ID:0tqdWWj8o
おつおつ


29:名無しNIPPER[saga]
2021/05/13(木) 01:21:21.32 ID:wxjEeQVDO
『今日は朝から学校! 毎日休みだと良いのになぁ。みんな、今日も一日頑張ろうね!』

バスに揺られながらめうとしてのアカウントでツイートをした。別に仕事というわけではないのだけれど、なぜか義務感のようにそのアカウントで呟く癖がついてしまっている。

フォロワーも他のメンバーやコピユニ界隈で人気な人と比べるとそう多いわけではないけれど、アスタ自体は割と古参なグループだからか、一定数はツイートに対しての反応もある。いいねを押すだけの人もいれば、普通にリプライをくれる人、あるいは返事に困るようなことを送ってくる人もいる。
以下略 AAS



30:名無しNIPPER[saga]
2021/05/13(木) 21:40:09.05 ID:1TERXuXxO
ファンの人との距離感って、世間でいうところのアイドルとは少し違う。

彼女たちはリプライをするのもサービスやビジネスだけど、私たちはあくまで一般人だ。リプライに制限はないし、ファンの人でも普通に遊ぶようになる人もいる。私はそういう経験はないけれど、メンバーの中にはファンと繋がって貢がせている子もいる。もちろん、公にはしてないけれど、それほど広くない世界で、そういう話に蓋をするのも無理だというものだ。

そういう距離感をファンの人たちも察しているのか、妙に距離感が近いというか、反応に困るようなメッセージばかり送ってくる人も中にはいる。
以下略 AAS



31:名無しNIPPER[saga]
2021/05/13(木) 23:53:16.82 ID:1TERXuXxO
アスタのメンバー募集がタイムラインに流れてきた。アイドルのオーディションなんて受ける勇気は私にはなかったけど、これならばと思えた。

ダンスの経験も無かったけど、意を決して練習の見学に行き、そのまま私はグループに加入した。

本物に比べると少しショボいのかもしれないけれど、本家に似せた手作りの衣装を着て初めてステージに立った時の感動は今でも覚えている。
以下略 AAS



32:名無しNIPPER[saga]
2021/05/14(金) 01:15:01.75 ID:4xcELWl+O
彼女はといえば、私みたいなモブと違って先輩たちが絶え間なく絡みに行っていた。

酔った勢いもあってか、多少失礼なニュアンスも含まれていそうな言葉に対しても、物怖じせずに受け答えをする彼女を見て感心していた。これならアイドル雑誌のインタビューでも満点の回答ができそうだ。

最初に隣に座っていた先輩は数分経って席を外して以来戻ってくることはなかった。とはいえ周りの盛り上がっているところに突っ込む勇気もなく、私は彩の様子を延々と眺めていると新歓が終わった。
以下略 AAS



33:名無しNIPPER[saga]
2021/05/15(土) 00:14:14.19 ID:jrCbSVz2O
「え?」

なぜそんなことを私にという戸惑いと、彼女の美しさに緊張して、私はすっとんきょうな声で問い返した。

「お店のなかでずっと、私の方見てたから、その、何か気になることがあったのかなって」
以下略 AAS



34:名無しNIPPER[saga]
2021/05/15(土) 00:40:49.53 ID:jrCbSVz2O
「え?」

なぜそんなことを私にという戸惑いと、彼女の美しさに緊張して、私はすっとんきょうな声で問い返した。

「お店のなかでずっと、私の方見てたから、その、何か気になることがあったのかなって」
以下略 AAS



35:名無しNIPPER[saga]
2021/05/16(日) 23:38:42.47 ID:Tcj2w3PnO
対面してお互いの自己紹介を終えると、彼女はぷっと吹き出した。

「これ、さっきの新歓のうちにしないといけないことだったんじゃない?」

「確かに!」
以下略 AAS



36:名無しNIPPER[sage]
2021/05/17(月) 00:02:26.53 ID:IvvtkJ5do
おつおつ


37:名無しNIPPER[saga]
2021/05/17(月) 23:37:49.15 ID:9SDvhuLG0
「たっちゃんはさ、会ってみたい芸能人とかいないの?」

シフトが被っていた真凛ちゃんに問いかけられた。

小柄な彼女は同い年ではあるが、ここでのバイト歴は彼女の方が圧倒的に長い。何でも高校生の頃からここで働いていたそうだ。
以下略 AAS



53Res/43.02 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice